政府の特区諮問会議、法改正を視野に検討 特区でテレビ電話での服薬指導を可能に 政府の国家戦略特別区域諮問会議は2015年6月29日の会合で、患者が薬局に行かずにテレビ電話で薬剤師の指導を受けることで処方薬が購入できる措置を取る方針を固めた。政府が作成している改訂版「日本再興戦略」の素案に、新たに取り組む改革事項として盛り込んだ。… 2015/06/30 コメディカル
厚労省医薬食品局が課長通知で解釈を明示 事務員による軟膏・散剤の調製は薬剤師法違反 厚生労働省医薬食品局総務課は2015年6月25日、「少なくとも軟膏剤、水剤、散剤等の医薬品を薬剤師以外の者が直接計量、混合する行為は、たとえ薬剤師による途中の確認行為があったとしても薬剤師法第19条への違反に該当する」という解釈を明示した課長通知(薬食総発0625第1号)を都道府県などに… 2015/06/29 コメディカル
厚労省が中医協で報告、委員ら「調剤報酬の在り方を見直すべき」と批判 薬歴未記載81万件、自主点検対象処方箋の4% 厚生労働省は2015年6月24日に開催された中央社会保険医療協議会総会で、薬剤服用歴(薬歴)の記載状況に関する関係団体の自主点検の結果を報告した。団体間の重複を除いた集計では、1220薬局において14年1月1日~12月31日に薬剤服用歴管理指導料が算定された2052万9703件のうち、3.96%に当たる81… 2015/06/24 コメディカル
経済財政諮問会議が素案を取りまとめ、後発品中間目標は「2017年中に70%」 「骨太の方針」が調剤報酬の適正化に言及 経済財政諮問会議は2015年6月22日、 「経済財政運営と改革の基本方針2015」(いわゆる骨太の方針)の素案を取りまとめた。素案では、薬局全体の改革に言及し、薬剤師による効果的な投薬・残薬管理や、医師との連携による地域包括ケアへの参画を目指す方針を打ち出している。具体的には、2016年度… 2015/06/24 行政・制度
健康情報拠点薬局の定義でおおむね合意 「健康サポート機能」を有する「かかりつけ薬局」との考えに 厚生労働省の「健康情報拠点薬局(仮称)のあり方に関する検討会」(座長:昭和薬科大学学長の西島正弘氏)は、6月18日に第2回目の会合を開き、健康情報拠点薬局の定義について議論を行った。会合では厚労省事務局が提示した健康情報拠点薬局の定義(案)に対し意見交換が行われた。委員から名称… 2015/06/22 コメディカル
行政改革推進会議サブ・グループが後発品使用促進策の中間報告 医療機関-薬局間の後発品情報共有を推進へ 行政改革推進会議の歳出改革ワーキンググループ重要課題検証サブ・グループ(SG)は2015年6月18日、後発医薬品の使用促進策に関する中間取りまとめを同会議に提出した。SGは、後発品の使用割合80%以上という目標の達成時期を2020年度末よりも前倒しするよう提案。また、医療機関と薬局の間の情報… 2015/06/19 医薬品
流改墾で未妥結減算ルール導入の影響を報告 卸連、単品単価取引の徹底をNPhAに要望 2015年6月17日に開催された「医療用医薬品の流通改善に関する懇談会」において、日本医薬品卸売業連合会(卸連)は日本保険薬局協会(NPhA)に対し、20店舗以上のチェーン薬局における単品単価取引のさらなる推進のため協力を呼び掛けた。… 2015/06/18 コメディカル
後発品など547品目の薬価基準追補収載が官報告示 クロピドグレルなど後発品7成分が初収載 厚生労働省は6月18日、後発医薬品など547品目の薬価基準追補収載を官報告示した。今回初収載される後発品は7成分で、抗血小板薬のクロピドグレル硫酸塩(商品名プラビックス)や、排尿障害治療薬のナフトピジル(フリバス)などが含まれている。… 2015/06/18 医薬品
後発品の新目標「20年度80%」を受け流改懇で意見交換 「後発品は一般名で処方を」卸連が要望 厚生労働省が後発医薬品の使用目標を「2020年度末までに80%以上」に引き上げる方針を示していることについて、2015年6月17日に開かれた「医療用医薬品の流通改善に関する懇談会」において日本医薬品卸売業連合会(卸連)が要望を提出、意見交換が行われた。… 2015/06/18 医薬品
調剤報酬の抜本的見直し「中医協で積極的に意見していく」 日薬、規制改革の答申に関する見解を公表 日本薬剤師会は2015年6月17日、前日に取りまとめられた「規制改革に関する第3次答申」に対する見解を、同会のウェブサイト上で公表した。 2015/06/18 コメディカル
規制改革会議が安倍首相に答申 「薬局機能に応じた調剤報酬抜本的見直し」明記 政府の規制改革会議は2015年6月16日、規制改革に関する第3次答申を安倍晋三首相に提出した。健康・医療分野については、薬局の構造的独立規制の緩和、薬局の機能やサービスに応じた調剤報酬体系への抜本的な見直し、地域包括ケアにおける「かかりつけ薬局」の要件の明確化など、医薬分業に関わる… 2015/06/17 行政・制度
行政改革推進会議SGが後発品使用促進に関する中間取りまとめ骨子案を公表 「長期収載品を後発品に切り替えれば供給可能」 行政改革推進会議の歳出改革ワーキンググループ重要課題検証サブ・グループ(SG)は2015年6月2日、6月中にまとめる予定の後発医薬品の使用促進に関する中間取りまとめの骨子案を公表した。 2015/06/13 コメディカル
諮問会議で民間議員提案に対し厚労省のスタンスを明確化 塩崎厚労相、後発品目標20年度80%を明示 塩崎恭久厚生労働大臣は2015年6月10日の経済財政諮問会議で、社会保障サービスの産業化促進や社会保障費の抑制などに関する民間議員の提案に対し、厚労省の考え方を示した。後発医薬品の使用目標は、16年度末までに60%以上、20年度末までに80%以上とする。また、調剤技術料の適正化や市販品類似… 2015/06/12 行政・制度
中医協・薬価専門部会で安部好弘氏が要望 日薬、「一般薬局は未妥結減算の対象外に」 中央社会保険医療協議会薬価専門部会は2015年6月10日に開催した会合で、日本医薬品卸売業連合会による医薬品の価格妥結状況調査の結果を報告した。それによると、2014年12月の妥結率は全体で76.2%と落ち込んだものの、15年3月の妥結率は97.4%に上った(図1)。… 2015/06/11 行政・制度
薬剤師会会員の枠を超えて広く公募・認定、第2期募集も 江戸川区薬、災害時支援認定薬剤師59人を認定 江戸川区薬剤師会は5月30日、薬剤師として災害発生時に活動する意識と知識を習得したことを認定する江戸川災害時支援認定薬剤師(E-DSAP:Edogawa Disaster Support Authorized Pharmacist、えどさっぷ)の第1期生として59人を認定した。… 2015/06/08 コメディカル
健康情報拠点薬局に関する検討会がスタート 薬局の資質問う意見とともに、予防医療の担い手として期待する声も 厚生労働省は6月4日、「健康情報拠点薬局(仮称)のあり方に関する検討会」(座長:昭和薬科大学学長の西島正弘氏)の初会合を開催した。2013年6月に閣議決定された日本再興戦略に、「薬局・薬剤師を活用したセルフメディケーションの推進」が盛り込まれていることを受けて、地域に密着した健康情… 2015/06/08 コメディカル
「ザイティガ」と「ザルティア」取り違えに注意 ヤンセンが注意喚起、ヒヤリ・ハットも含めMRに報告を ヤンセンファーマは6月2日、同社が販売している前立腺癌治療薬のザイティガ(一般名アビラテロン酢酸エステル)と、前立腺肥大症に伴う排尿障害治療薬のザルティア(タダラフィル、日本イーライリリーおよび日本新薬)の名称が類似しているとして、医薬品医療機器総合機構のウェブサイトを通じて… 2015/06/02 医薬品
日薬連、製薬協、GE薬協が共同声明を発表 業界団体、薬剤費抑制策に「極めて大きな危惧」 日本製薬団体連合会(日薬連)と日本製薬工業協会(製薬協)、日本ジェネリック製薬協会(GE薬協)は2015年5月27日、薬剤費抑制策に関する共同声明を発表した。政府の経済財政諮問会議において、財政健全化計画や「骨太の方針」の策定に向け、薬剤費の抑制策や後発医薬品の普及策について議論され… 2015/06/02 行政・制度
アレジオン10など4つのOTC薬が第2類医薬品に パブリックコメント経て決定 厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会は5月28日、現在、第1類医薬品に区分されているアレジオン10(一般名エピナスチン塩酸塩、エスエス製薬)、エルペインコーワ(イブプロフェン・ブチルスコポラミン臭化物、興和)、アレギサール鼻炎(ぺミロラストカリウム、… 2015/06/01 コメディカル