起立性調節障害へのミドドリン処方、審査上OK 支払基金が第24次審査情報提供事例を2事例公表 社会保険診療報酬支払基金は2021年2月22日、第24次審査情報提供事例(医科)として2事例(薬剤2事例)を公表。原則として、薬理作用に基づく医薬品の適応外事例として、内服薬のミドドリン塩酸塩(商品名メトリジン他)を起立性調節障害に対して処方した場合と、内服薬のアザチオプリン(アザリン、… 2021/02/26 薬剤師
注目のOTC薬◆プリザSクリーム、ロートアルガードゼロダイレクト、スルーラックファイバー プリザSクリームは痔の症状である痛み、出血、腫れ、痒みを緩和する痔疾用薬。クリーム剤であり、軟膏に比べて伸びが良く、患部にさらっと塗りやすい。べたつきが抑えられており、下着などに製剤の油染みがつきにくい。ロートアルガードゼロダイレクトは、水なしで飲めて素早く溶けるチュアブル錠タ… 2021/02/26 医薬品
宇都宮市薬剤師会がワクチン希釈研修会を実施 新型コロナワクチン接種、「希釈と充填」は薬剤師に! 2021年2月17日、国内での「先行接種」が始まった新型コロナウイルスワクチンのコミナティ筋注(一般名コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン)。同ワクチンは接種に際して、解凍後に生理食塩液で希釈してから、接種用のシリンジに充填する作業が必要になる(関連記事:先行接種開始、新型コロナ… 2021/02/25 感染症
「第106回国試は105回よりやや易しかった」 抗ウイルス薬、医療用マスク廃棄、NDMA混入で自主回収など時事ネタも出題 「全体として、第106回の難易度は105回よりやや低かった。得点分布を104回、105回と比べてみても、この傾向が読み取れる」――。2021年2月20日、21日に行われた第106回薬剤師国家試験の難易度について、学校法人医学アカデミー薬学ゼミナール(薬ゼミ)学長の木暮喜久子氏はこう話す。… 2021/02/24 薬剤師
バンコマイシン塩酸塩点滴静注など 小林化工、業務停止命令除外品目を公表 小林化工(福井県あわら市)は2021年2月22日、福井県が了承した業務停止命令除外品目を公表した。医療上の必要性が高い、テモゾロミド錠20mg「NK」やバンコマイシン塩酸塩点滴静注用0.5g「MEEK」など9品目が該当し、安定供給に支障がなくなるまでの間に限り、業務停止命令から除外される。 業務… 2021/02/24 医薬品
内閣府が薬局に関する初の世論調査 かかりつけ薬剤師を決めているのは7.6% 内閣府は2021年2月12日、2020年10月に郵送で実施した「薬局の利用に関する世論調査」の結果を公表した。 2021/02/22 薬剤師
厚労省が省令改正 薬局の異動、同一厚生局内なら届け出不要に 厚生労働省は2021年2月10日、保険医療機関及び保険薬局の指定並びに保険医及び保険薬剤師の登録に関する省令の一部を改正した。これまで保険薬局で健康保険の調剤に従事する保険薬剤師は、その従事する保険薬局の所在地が他の都道府県に変更となった場合などには、管轄地方厚生局長等に対して登録票… 2021/02/22 薬剤師
フロセミドなど72品目 ニプロ、地震の影響で一部製品が生産停止に ニプロファーマ(大阪市中央区)は2021年2月13日に発生した福島県沖を震源とする地震の影響により、同社の鏡石工場(福島県鏡石町)で建物内部に損傷が発生し、アトルバスタチン錠10mg「NP」やフロセミド錠10mg「NP」などの製品が生産・出荷中止となっていることを発表した。… 2021/02/19 医薬品
2019年度衛生行政報告例の概況が公表 薬局数が初めて6万軒を突破 厚生労働省は2021年2月18日、2019年度衛生行政報告例の概況を公表。2019年度末時点の薬局数は 6万171軒と、初めて6万軒を突破した。18年度末は5万9613軒で、558軒(0.9%)増加していた。 2021/02/19 薬剤師
高用量ICSのテリルジーなど3品目を薬価収載 ニューキノロン系抗菌薬ラスビックの点滴静注も 厚生労働省は2021年2月18日、気管支喘息の3成分配合吸入薬であるテリルジー200エリプタ14吸入用など新薬2成分3品目を薬価収載した。 2021/02/19 薬剤師
医療従事者等の中での優先順位付けは行わず 薬学生のワクチン接種、実習先の医療機関が判断 厚生労働省は2021年2月16日、医療従事者等に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防接種を巡り、その対象範囲について改訂、通知した。 2021/02/19 感染症
コミナティ筋注の添付文書をチェック! 先行接種開始、新型コロナワクチンの特徴は? 2021年2月17日、ファイザー(東京都渋谷区)の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチン「コミナティ筋注」(一般名コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン)の医療者に対する「先行接種」が始まった。3月以降、薬局薬剤師などを含む医療者への「優先接種」、高齢者、基礎疾患を有する人――とい… 2021/02/18 感染症
日薬が154薬局を調査 新型コロナで薬局経営、11月から悪化 6~10月は回復するも再び減少 日本薬剤師会は2021年2月10日、定例記者会見で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の薬局経営への影響(速報値、21年2月2日時点)を公表した。 2021/02/16 薬剤師
2020年度第3次補正予算成立を受け事務連絡 薬局の感染拡大防止でさらに20万円までの補助 厚生労働省は2021年2月3日、事務連絡「令和2年度新型コロナウイルス感染症感染拡大防止・医療提供体制確保支援補助金について」を都道府県に発出し、薬局での感染拡大防止等に要する費用の補助の詳細を示した。同補助金は、21年1月28日に成立した2020年度第3次補正予算に盛り込まれたもの。… 2021/02/15 薬剤師
医薬品医療機器等法(薬機法)違反で 小林化工に116日間の業務停止命令 福井県は2021年2月9日、小林化工(福井県あわら市)に対し医薬品医療機器等法(薬機法)に基づき2021年2月10日~21年6月10日まで116日間の業務停止処分と業務改善命令を通達した。 2021/02/12 医薬品
8月施行の改正薬機法で、開設者に求める体制整備が明らかに 薬局のガバナンス強化で省令公布 厚生労働省は2021年1月29日、8月の改正医薬品医療機器等法(薬機法)の施行に伴う関係省令を公布。薬局開設者の法令順守体制として、整備すべき内容を示した。 2021/02/10 薬剤師
小林化工の回収問題、薬局での迅速対応が明らかに NPhA、イトラコナゾール錠50「MEEK」扱う薬局の調査結果を公表 小林化工(福井県あわら市)が製造販売するイトラコナゾール錠50「MEEK」の一部にリルマザホン塩酸塩水和物が混入していたことをめぐり、日本保険薬局協会(NPhA)は同薬の在庫、払い出し実績のある薬局を対象に回収に関する調査を実施。2021年1月29日、結果を公表した。混乱の中、当該ロット(T0… 2021/02/10 医薬品
小林化工が出荷停止に伴う代替候補品を公表 同社ウェブサイトで情報提供、バンコマイシンなどはいまだ提示なし 小林化工(福井県あわら市)はこのたび、「イトラコナゾール錠 50『MEEK』」(ロット番号:T0EG08)にリルマザホン塩酸塩水和物が混入していたことをめぐり出荷停止や自主回収を行った医薬品の代替候補品を、同社ウェブサイトに掲載した。 小林化工は、製造販売する全製品を対象に調査を実施して… 2021/02/08 医薬品
地域薬学ケア専門薬剤師の暫定認定者を公開 日本医療薬学会、がん領域の認定者は155人 日本医療薬学会は2021年2月4日、薬局薬剤師を対象に新設した「地域薬学ケア専門薬剤師」の暫定認定者の名簿を、同学会ウェブサイトに公開した。ジェネラルな資格である「地域薬学ケア専門薬剤師」は67人、副領域として「がん」の専門性を有する「地域薬学ケア専門薬剤師(がん)」は155人が、それ… 2021/02/08 薬剤師
コップ約半分の水で服用など服用方法に注意が必要 初の経口GLP-1受容体作動薬が発売 2021年2月5日、ノボノルディスクファーマ(東京都千代田区)は国内初となる経口GLP-1受容体作動薬のリベルサス(一般名セマグルチド[遺伝子組換え])錠3mg、同錠7mg、同錠14mgの発売を発表した。セマグルチドは週1回投与の注射薬(商品名オゼンピック)が既に発売されており、同成分の経口薬と… 2021/02/05 医薬品
【薬局認定制度:Q&A】 常勤薬剤師の1年以上勤務、産休・育休など除外 厚労省、認定薬局Q&Aで解釈示す 地域連携薬局および専門医療機関連携薬局の人員体制については、先の省令において、「常勤薬剤師の半数以上がその薬局で1年以上常勤として勤務していること」との基準が示されていた。通知では、原則として「常勤」は当該薬局に週当たり32時間以上勤務とすること、「継続して1年以上常勤として勤… 2021/02/05 薬剤師
【薬局認定制度:通知2】 専門連携薬局は癌患者半数以上の連絡・報告必要 薬局認定制度で厚労省、癌専門医療機関との連携体制に関し通知 厚生労働省は2021年1月29日、21年8月に始まる「地域連携薬局」「専門医療機関連携薬局」の認定制度の施行に関して通知を発出。施設設備や体制など具体的な認定基準を明らかにした。(関連記事:厚労省が地域連携薬局の要件の詳細を通知)。 専門医療機関連携薬局については、抗癌剤や支持療法に… 2021/02/05 薬剤師
【薬局認定制度:通知1】 厚労省が地域連携薬局の要件の詳細を通知 薬局認定制度、地域連携の実績には在宅もカウント 厚生労働省は2021年1月29日、21年8月に開始する「地域連携薬局」「専門医療機関連携薬局」の認定制度の施行に関する通知を発出し、施設設備や体制など具体的な認定基準を明らかにした。1月22日に公布した医薬品医療機器等法(薬機法)の法律施行規則の一部を改正する省令を受けて(関連記事:薬局… 2021/02/04 薬剤師
立入り調査の内容を含め社内調査実施の結果 小林化工、新たに21品目を自主回収 小林化工(福井県あわら市)は2021年1月27日、アトルバスタチン5mg・10mg「KN」やオロパタジン塩酸塩顆粒 0.5%「MEEK」など21品目の自主回収(いずれもクラスⅡ)を開始したと発表した(表1)。一部対象製品については、効果発現が遅延する可能性や有効性低下の懸念などがあるものの、いずれも重… 2021/01/29 医薬品