カッコいい薬剤師

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薬剤師のための漢字の蘊蓄?

 「精神分裂病」という疾病の呼び名が「統合失調症」へと変わるようである。「分裂」という漢字のイメージがよくないからだそうだ。では「躁鬱病」や「自閉症」はどうなるのであろうか。

 などと書いていて気づいたが、ワープロで「そううつ」と打てばすぐに「躁鬱」と変換されるが、いざ書いてみろと言われるとなかなか大変である。こういう難しい漢字を薬歴簿にスラスラと手書きできる薬剤師はカッコいい。「糜爛」(びらん)、「朦朧」(もうろう)、「咀嚼」(そしゃく)なんかも、薬剤師なら漢字で書いてほしい。

 ほかにも「篩過」(しか=ふるいをかけること)、「含銜法」(がんかんほう=うがいして飲み込ませる方法)、さらには慣用名の「単舎」(たんシロップ)など、薬剤師の周りには複雑怪奇(?)な漢字があふれている。カッコいい薬剤師なら当然、読めて、書けて、説明できなければならない。

 ところで、実は漢字で一番厄介なのは人名である。例えば、「鏑木心太」をあなたなら何と読むか。

 「鏑木」はちょっと前の携帯電話のCMに出てきたように「かぶらぎ」。「心太」は、木村拓哉・工藤静香夫妻のお子さんが「心美」(ここみ)ちゃんだから「ここた」?いや「心太」と書いて「ところてん」と読むのです。しかし患者さんに「ところてんさんですか。いいお名前ですね」なんて声をかけると「いいえ。しんたです!」とむっとされるかも。

 漢字をよく知っている薬剤師はカッコいいが、あまり知ったかぶりをすると「かんじワルー」となるのでご注意あれ。

(鬼)

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