カッコいい薬剤師

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「正しいモノ言い」で好感度アップ!

 「目は口ほどにモノを言い」という言葉があるが、やっぱりモノを語るのは口であり、何かを伝えるのは言葉だ。服薬指導という、薬物療法に不可欠な情報を患者に伝える仕事を担う薬剤師たるもの、その職種に見合うだけの知的なモノ言いを心がけたい。

 ピシッと身なりを整えて、手際よく薬剤調製をこなし、調剤室から出てきて患者に相対する。そこまでは完ぺきでも、いざ服薬指導の段になって「これは飲み間違えるとチョー危険ですからぁ」などと言っているようでは、患者の薬剤師への信頼は音を立てて崩れ落ちてしまう。

 患者から「この薬を飲むと眠くなってしまうんですが」と相談を受け、思わず「患者さん的には、飲みたくないってことですね。でも、ボク的には、やっぱり薬はキチンと……」などとは口が裂けても言ってはならない。「……っていうかぁ」なんていう受け答えも、もってのほかだ。調剤室の中でも決して気を抜いてはいけない。「○○さんの検査データをゲット!」などと同僚の薬剤師としゃべってはいないだろうか。

 イントネーションにも十分気をつけたい。若い人の中には時々、語尾を上げてしゃべる人がいるが、自信がないように感じられ、患者に不安を与えてしまう。はやりのアクセントがない、平坦なしゃべり方もバツである。患者の多くは年配者であり、若者言葉を快しとは思っていない。

 逆に、わかりやすく、知的なしゃべり方で服薬指導ができれば好感度アップ! カッコいい薬剤師の仲間入り間違いなしだ。

(婆)

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