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カッコいい薬剤師

漫画

薬局外からの視線にも気を配ろう

 先日、街中にある調剤専門薬局の前を通りかかった時のこと。何気なく薬局内に目を向けてみたら、白衣を着た薬剤師とおぼしき若い女性が、待合用のイスに腰かけて足を組み、テレビのワイドショーを見ながらマニキュアを塗っていた。患者が1人もおらず、ヒマだったせいもあるのだろうが、これは明らかにいただけない。

 薬局の中にいると、外の様子には意外と無関心になりがちだ。しかし、表を歩いている人たちが、いつ患者となって薬局を訪れるとも限らない。地域住民の目が届くところでは、薬剤師は「見られている」という緊張感を忘れてはならない。

 たとえ休憩時間でも、漫画を読んでヘラヘラ笑っているようでは、“街の化学者”の威信が台なしだ。女性の化粧直しも感心しない。カウンターにいる間は、常に他人の視線を意識した振る舞いを心がけよう。

 まず、患者を待っている間にカウンターで読む本は、分厚い専門書に限るようにする。いくらヒマでも待合室のテレビをみることは避け、代わりにパソコンのモニターに向かい、医薬品情報の収集に努めたい。

 とはいえ、たまには息抜きも必要だ。そんな時は、漫画の表紙に専門書のカバーをかけたり、パソコンのモニターを外からは見えない方向に向け、ゲームを楽しんだりするのも悪くない。あくまでも、まじめな表情を崩さずに、という前提つきでだが……。

 女性は、男性に見られることによってきれいになるという。薬剤師は、人から見られることによってカッコよくなっていくのである。

(雉)