カッコいい薬剤師

漫画

患者の信頼感を左右する“背中の表情”

 カウンターで処方せんのチェックが終わり、「少々お待ちください」と微笑みながら、調剤室に向かって振り返る。そう、その一瞬が勝負だ。

 あなたは決して肩を落としたり、背中を丸めたりしてはいけない。あたかも白衣の中に、ブルックス・ブラザーズの特製ハンガーが入っているかのように、ピンと背筋を伸ばしていなければならないのだ。その肩のラインから生み出される自信にあふれた“背中の表情”は、患者に絶対的な信頼感を植えつける。

 この信頼感さえ得られれば、その後の服薬指導は流れるように進む。患者は心を開き、日ごろから抱いていた疑問をすべてあなたに投げかけてくるだろう。そして、あなたの自信に満ちた回答は、患者の胸に深く刻み込まれることになる。長期投薬の患者は、服薬指導を受けることだけを目的に、診察がない日にも自然と薬局に足を運ぶようになるに違いない。

 人は一瞬のしぐさ、表情で、相手が信頼できる人間かどうかを判断する。短いつき合いの中では、なおさらだ。それだけに、日ごろから薬剤師は、自信に満ちた振る舞いができるようにイメージトレーニングを続けることが欠かせない。無意識のうちに肩を落としてしまうような個人的な感情を、薬局に持ち込んではいけない。

 ただし、患者からの質問を歓迎する姿勢を強調するあまり、白衣の背中に「GETTHEANSWERS」の文字を入れるのは、あまりカッコよくない。あくまでもさりげなく、それでいて安心感を与える??。そんな“背中の表情”を目指したい。

(爺)

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