特集◎今年こそ!一歩進んだ連携を《8》【ケースに学ぶ3】 テレフォン服薬サポートで薬薬連携の充実を図る サンセイ調剤薬局本店×函館五稜郭病院 最後に紹介するのは、病院の薬剤科の主導で始まった薬薬連携に、電話で服薬状況や副作用の発現の有無などを確認する「テレフォン服薬サポート」を組み合わせることで、薬薬連携の充実につなげているケースだ。… 2018/02/01 コメディカル
特集◎今年こそ!一歩進んだ連携を《7》【ケースに学ぶ2】 認知症患者の服薬状況をこまめに共有 大分大学医学部附属病院×永冨調剤薬局 院外処方箋を発行する病院でも、病院薬剤師が外来に関わることにより、保険薬局からの情報を有効活用して治療に当たる──。大分大学医学部附属病院総合内科・総合診療科の「物忘れ外来」での取り組みだ(図3)。 医師が薬剤部に協力を依頼したことをきっかけに2015年から始まった。病院薬剤師が… 2018/01/23 コメディカル
特集◎今年こそ!一歩進んだ連携を《6》【ケースに学ぶ1】 市薬会員薬局は疑義照会を一部不要に さいたま赤十字病院×さいたま市薬剤師会 2017年4月、さいたま市薬剤師会の会員薬局にとって、歴史的な出来事があった。市内の基幹病院の1つ、さいたま赤十字病院(さいたま市中央区)の処方箋で、一部疑義照会が原則不要となったのだ。例えば、ファモチジン(商品名ガスター他)の10mg錠が1日1回2錠と書かれた処方箋。患者の利便性を高める… 2018/01/22 コメディカル
特集◎今年こそ!一歩進んだ連携を《5》【医師の立場から】 吸入指導は技量が試される究極の服薬指導 東濃中央クリニック院長 吸入療法アカデミー 代表理事 大林浩幸氏 私が薬剤師と初めて関わりを持ったのは、地域の基幹病院に呼吸器内科医として勤務していた15年前のことです。当時、院外の保険薬局のことを何も知らなかった私は、薬局薬剤師であれば誰しも吸入指導のことを熟知しており、吸入薬の処方箋を受け取ったら当たり前のように適切な吸入指導を行ってい… 2018/01/18 コメディカル
特集◎今年こそ!一歩進んだ連携を《4》【訪問看護師の立場から】 薬局は訪問系サービスへの橋渡しの役割を 有限会社ふれすか代表理事訪問看護ステーションみけ 管理者 椎名美恵子氏 私は18年ほど前から訪問看護師として薬局と連携してきました。その前に、保健所に勤務していたので、「この薬局だったら、こういうことをしてくれる」「あの薬剤師さんなら、これをお願いしても大丈夫」というような地域の薬局の情報を持っていたので連携しやすかったのだと思います。 ここ5年ほ… 2018/01/17 コメディカル
特集◎今年こそ!一歩進んだ連携を《3》【ケアマネジャーの立場から】 在宅に薬局の都合は通用しない 株式会社クリエイティ代表取締役居宅介護支援事業所ケアマネ!高知 管理者 廣内一樹氏 数年前までは、利用者さんの服薬の悩みがあっても、「薬局に相談しよう」という発想はありませんでした。在宅に対応する薬局が少なかったことに加え、ケアマネジャーの認識も不十分だったからでしょう。それが今では、薬のことは薬局にという流れが定着してきました。… 2018/01/11 コメディカル
特集◎今年こそ!一歩進んだ連携を《2》【地域連携担当者の立場から】 かかりつけ薬剤師との連携に期待 JA尾道総合病院医療福祉支援センター 副センター長 安友裕穂氏 当院は広島県尾道市と三原市を中心とした地域の中核病院として急性期医療を支えています。また地域医療支援病院の承認を受けており、診療所からの紹介患者を受け入れたり、逆紹介したりしています。そのため当院の医療福祉支援センターは、地域医療連携と退院支援の役割を担っています。… 2018/01/10 コメディカル
特集◎今年こそ!一歩進んだ連携を《1》【医師の立場から】 在宅は最先端医療、押入れの残薬を探し出すことから始めてほしい 医療法人社団鴻鵠会理事長 日本在宅医療学会理事長 城谷典保氏 「連携」──。 医療・介護職とつながる多職種連携も、薬剤師同士がつながる薬薬連携も、薬剤師の活躍の場を広げるためには欠かせない。2018年度調剤報酬改定のキーワードの1つでもある。これから連携を始めようという人も、既に連携しているという人も、今年は一歩先を行く新しい連携に挑戦してみ… 2018/01/09 コメディカル