特集◎どこに向かう調剤報酬改定《6》 後発品調剤体制加算、見直しは確実 調剤料、財務省からさらなる引き下げを求められる 患者負担を軽減し、医療費を削減するため、後発医薬品の使用促進を──。この大命題の下、多くの薬局は努力を重ね、使用割合を高めてきた。しかしここにきて、息切れしている。 2017/12/21 コメディカル
特集◎どこに向かう調剤報酬改定《5》 分割調剤の推進、残薬対応の効率化を検討 2016年度調剤報酬改定に続き、点数の引き上げの対象となりそうなのが、重複投薬・相互作用等の防止や、残薬解消につながる取り組みだ。「薬剤師の職能や薬局の機能は、まさにこの点にあると考えている。それが医薬分業の成果でもある」。こう話すのは、経済財政諮問会議経済・財政一体改革推進委… 2017/12/20 コメディカル
特集◎どこに向かう調剤報酬改定《4》 かかりつけ薬剤師の要件を巡り議論が白熱 2016年度改定で創設された、かかりつけ薬剤師指導料。制度開始から1年半以上が経過し、算定状況などが徐々に分かってきた。 2017/12/19 コメディカル
特集◎どこに向かう調剤報酬改定《3》 院内処方と院外処方の報酬の違いに疑問の声 秋のレビューでは、院内処方で調剤した場合の報酬に対して、院外処方で薬局が得られる報酬が高く、1000円分の薬剤を調剤する場合は、院外は院内の3.3倍の報酬となることも論点となった。出席者からは「こうした差額は何なのか」という疑問の声も上がった。… 2017/12/18 コメディカル
特集◎どこに向かう調剤報酬改定《2》 調剤基本料、聖域なき改定は必至 全薬局に関わる調剤基本料。この点数を1点変えるだけでも、財源に及ぼす影響は大きい。そんな調剤基本料に、財務省や内閣府が目を付けている。 2017/12/15 コメディカル
特集◎どこに向かう 調剤報酬改定《1》 薬局に向けられる厳しい目の数々 「調剤報酬を決める場は?」と聞かれれば、中医協(中央社会保険医療協議会)が思い浮かぶだろう。ところが、近年、中医協以外の場で、医薬分業の成果や薬局の医療への貢献などがテーマに上がり、調剤報酬にメスを入れるべきとの論が目立つようになってきた。「処方箋通りに薬をそろえて袋に入れ… 2017/12/12 コメディカル