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治療の根拠は何ですか? 胃がんの治療を変えた臨床試験

連載一覧

第7回化学療法耐性の進行再発胃がんに対する免疫製剤ニボルマブの有用性を示したATRACTION-2試験

 がん治療の選択肢の1つに免疫療法があります。ヒトが本来持っている免疫力でがん細胞を排除できるとの考えで、1970年代の後半には、がんに対する免疫活性を高める効果があるとしてOK-432(ピシバニール)やPSK(クレスチン)などの...<詳細>

第6回進行再発胃がんの二次治療においてS-1の継続投与が推奨されない根拠となったJACCRO GC-05試験

 2000年代の初めに進行再発胃癌の一次治療を決めるために行われていた4つの無作為比較試験、JCOG9912試験(5-FU vsシスプラチン+イリノテカン vs S-1)、SPIRITS試験(S-1 vs S-1+シスプラチン)、TOP-002試験(S-1 vs S-1+イリノ...<詳細>

第5回パクリタキセル+ラムシルマブが進行再発胃がんの二次治療となったRAINBOW試験

 がんの増殖に欠かせないのは、腫瘍に栄養を供給する新しい血管です。がんは自ら栄養血管を新しく作る(血管新生)化学的なシグナル(血管内皮増殖因子、Vascular Endothelial Growth Factor:VEGF)を出します。新しく出来た血管が...<詳細>

第4回HER2陽性胃がんに対するトラスツズマブの有用性が示されたToGA試験

 以前から乳がんでは、細胞の表面にがん細胞の増殖を促すHER2という蛋白質が強く発現している患者群の存在が知られていました。トラスツズマブ(Trastuzumab:Tmab)は、このHER2タンパクを狙い撃ちにして働きを抑制する分子標的治療...<詳細>

第3回S-1とイリノテカン、ドセタキセルの併用療法を検証したTOP-002試験とSTART試験

 1999年に発売されたS-1は、経口投与にかかわらず従来の抗がん剤に比べて画期的な効果を示し、2000年代の初めには臨床の現場で汎用されるようになっていました。そしてS-1に他の薬剤を併用することで更なる効果を得ることを目的とし...<詳細>

はじめにステージ4の胃がんと診断され、化学療法を勧められました。何を根拠に治療が行われるのですか?