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治療の根拠は何ですか? 胃がんの治療を変えた臨床試験

連載一覧

第5回パクリタキセル+ラムシルマブが進行再発胃がんの二次治療となったRAINBOW試験

 がんの増殖に欠かせないのは、腫瘍に栄養を供給する新しい血管です。がんは自ら栄養血管を新しく作る(血管新生)化学的なシグナル(血管内皮増殖因子、Vascular Endothelial Growth Factor:VEGF)を出します。新しく出来た血管が...<詳細>

第4回HER2陽性胃がんに対するトラスツズマブの有用性が示されたToGA試験

 以前から乳がんでは、細胞の表面にがん細胞の増殖を促すHER2という蛋白質が強く発現している患者群の存在が知られていました。トラスツズマブ(Trastuzumab:Tmab)は、このHER2タンパクを狙い撃ちにして働きを抑制する分子標的治療...<詳細>

第3回S-1とイリノテカン、ドセタキセルの併用療法を検証したTOP-002試験とSTART試験

 1999年に発売されたS-1は、経口投与にかかわらず従来の抗がん剤に比べて画期的な効果を示し、2000年代の初めには臨床の現場で汎用されるようになっていました。そしてS-1に他の薬剤を併用することで更なる効果を得ることを目的とし...<詳細>

第2回SPIRITS試験でS-1+シスプラチン併用療法が進行再発胃がんの第1選択に

 S-1(商品名ティーエスワン:TS-1)は、進行再発胃がん患者を対象とした臨床試験(治験)で高い奏効率(44-54%)と生命延長効果(8カ月)が認められ、1999年に厚生労働省の認可を受け発売されました。S-1はテガフール(Tegafur:初...<詳細>

第1回日本における進行再発胃がんの標準治療を最初に確定したJCOG9912試験

 大規模な臨床研究にはニックネームが付いています。たとえばJCOG9912試験のJCOGとは日本臨床腫瘍研究グループ(Japan Clinical Oncology Group)の略称で、全国のがんセンターなど、がんの研究専門施設を中心とした臨床試験グループ...<詳細>

はじめにステージ4の胃がんと診断され、化学療法を勧められました。何を根拠に治療が行われるのですか?