ミニレクチャー 検査時の絶食中の輸液 入院患者は、各種検査のために絶食になることがあります。その多くは短期間の絶食なので、栄養輸液(高カロリー輸液)は必要なく、水分補給を中心とした維持輸液を考えればよいでしょう。一般的な維持輸液の考え方と、基礎疾患として頻度の多い症例について考えてみます。… 2012/02/16 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
ミニレクチャー わかりやすい酸塩基平衡 酸塩基平衡の理解の壁は、代償機構をどのように評価するかにかかっています。でもご安心を。腎臓専門医にとっても、代償機構は難しい点なのです。研修医の皆さんが柔軟な頭でここをクリアし、上級医に教えてあげることを期待しています。… 2012/02/09 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
実践編各論 術後輸液のカギ、サードスペースを理解する 体内の水分は必ず、細胞内または細胞外のどちらかに存在しています。細胞外液の4分の3は血管外、残りは血管内にあります。本稿では、手術、外傷、火傷などによって発生する細胞外液の新たな貯留区画、「サードスペース」の考え方を説明します。… 2012/02/02 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
実践編各論 透析患者の輸液 透析の人って、輸液どうしたらいいの? 透析患者や腎不全患者は、電解質・酸塩基平衡に異常を来たしやすいため、不注意な輸液は禁物です。輸液は、目的をはっきり定めて行い、不必要な輸液は避けましょう。特に注意すべきはカリウムの投与で、通常は、低カリウム血症でないかぎり制限します。… 2012/01/26 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
実践編各論 心不全、ネフローゼ、肝硬変の輸液 細胞外液量が増加している患者への輸液 輸液療法と水電解質異常への対処は、すべての臨床医にとってのたしなみです。まず、水電解質調整に関する腎生理学、病態生理をしっかり理解しましょう。とっつきにくいと思われることが多いのですが、基本的な参考書をネフロンの絵を書きながら読んでいけば、神経症候学や心電図判読よりは簡単に… 2012/01/19 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
実践編各論 ショック患者には何をどう投与するの? ショック状態の患者には、血管内に残りやすいリンゲル液や生食をまずつなぐのが原則ですが、そのスピードや判定の仕方は、ショックの原因によって異なってきます。原因別に、具体的な考え方を示します。… 2012/01/12 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
実践編総論 栄養輸液の基本を教えて! 重要な栄養補給法の一つである末梢静脈栄養の基本と、最近増えている糖尿病患者への輸液の実際について解説します。 2012/01/05 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
実践編総論 輸液はどんな問題を起こしうるの? 輸液の副作用・合併症 輸液が引き起こす問題について、事例を通じて学びます。ポイントは、InとOutをしっかり見ること、そして患者さんの病態をよく把握して処方することです。 2011/12/22 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
実践編総論 輸液ルートはどうやって確保するの? 輸液ルート確保の実際 “なんとなくできている”とか、“なんか失敗した”では成長しません。できるための基本を考え、失敗したときの分析と反省を積み重ねて上手くできるようになるものだと思います。皆さんも1手技ごとに自分なりの工夫をためていきましょう。… 2011/12/15 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
実践編総論 具体的な輸液処方の考え方を教えて! 輸液処方の実際 「どんな輸液をしても、まず問題は起こらない」と思っていませんか?そう思うのは、患者の腎臓がなんとか頑張って尿量や尿組成を調節しているからであって、医師は自分の無知や不始末に気が付いていないだけなのです。… 2011/12/08 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
基礎編 この患者は脱水なの?溢水なの? 体液量の評価法 体液量を評価するときは、ショックの可能性を考慮してバイタルサインを解釈します。浮腫の原因判別にはpit recovery timeが、血管内容量の評価には内頸静脈圧が有効です。体液量評価の具体的なポイントを説明します。… 2011/12/01 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
基礎編 体液はどこからどれくらい失われるの? 体液喪失の正常と異常 失われた体液が適切に補われないと体液の異常が起こります。異常が起きてから対処するのではなく、起こらないようにすることが大切です。 2011/11/24 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
基礎編 輸液したものはどこに分布するの? 水の生理と輸液製剤の分布 輸液について理解するには、腎臓の生理について最低限のことを理解するのが結局は近道です。初めて自転車に乗るときと同じで、いったんできるようになれば後は楽になります。少しだけ頑張ってみてください。… 2011/11/17 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ
どんな病態でも輸液の考え方は同じです! 輸液の知識はほぼどの診療科でも必須です。考え方の基本を押さえれば、それほど難しいものではありません。基本をしっかり身につけて、様々な病態や状況に合わせた輸液ができるようにしてください。 2011/11/10 医師のキャリア 医師・医学生限定コンテンツ