ミニレクチャー NGチューブの誤挿入~稀ではない気道への誤挿入~ ※この記事は「臨床研修プラクティス」(文光堂)2009年12月号の特集を転載したものです。 2014/03/06 医療安全 医師・医学生限定コンテンツ
ミニレクチャー 膀胱バルーン挿入時の尿道損傷、出血 脳梗塞で入院中の80歳男性。尿閉が疑われ、12Frカテーテルを挿入しようとしたが、力んで痛がる。グッとカテーテルを押してカフを10mL膨らませたが、挿入後も痛がり管内に尿が出て来ない。ただし、カテーテルの脇から血液が出て来た…。… 2014/02/27 医療安全 医師・医学生限定コンテンツ
ミニレクチャー 末梢静脈ラインに関するトラブル 研修医の先生方にとって、病棟での主たる業務の一つが「ルート確保」でしょう。本稿では、その末梢静脈ラインに関するトラブル(以下、ライントラブル)について概説します。 2014/02/20 医療安全 医師・医学生限定コンテンツ
ミニレクチャー アスピリン喘息 アスピリン喘息は、アスピリン投与後に喘息の誘発あるいは増悪をきたす病態で、ひどい場合は重篤な発作を起こして死に至る場合があります。アスピリン喘息には、以下のような臨床的特徴があります。 2014/01/30 医療安全 医師・医学生限定コンテンツ
ミニレクチャー 薬剤性肺障害 薬剤性肺障害とは、薬剤服用との関連が疑われる多様な肺病態を示します。病変部位別に、(1)肺胞・間質性病変、(2)気道病変、(3)血管病変、(4)胸膜病変、(5)縦隔病変と多岐にわたります。病型は、臨床所見・画像所見や組織診断をもとに、薬剤以外の原因による呼吸器疾患と、どの程度類似… 2014/01/23 医療安全 医師・医学生限定コンテンツ
中心静脈カテーテル挿入時の合併症と対策 70歳、男性。胃全摘術後の縫合不全のため、中心静脈栄養を行う方針となった。体型はやせ型。右鎖骨下静脈の穿刺を行ったが、なかなか血管に当たらない。数回の穿刺を繰り返し、やっとの思いでカテーテルを挿入、確認の胸部X線を撮ると気胸を認めた。さらにカテーテル先端は、内頸静脈を頭側に向か… 2013/12/26 医療安全 医師・医学生限定コンテンツ
術中の神経障害・コンパートメント症候群 60歳代の男性。直腸癌に対して、全身麻酔(硬膜外麻酔併用)下に腹腔鏡下直腸低位前方切除術が行われた。術直後、意識ははっきりしているのに左足関節の動きが悪い。よく見ると、腓腹部が腫脹しているようにも見える。手術中の体位は砕石位で、外科研修中のあなたは当直明けで疲れていたが、患者… 2013/12/19 医療安全 医師・医学生限定コンテンツ
注射針による神経損傷 39歳女性。外来採血当番の研修医A君は右肘関節部のよく見える尺側の静脈を選び、穿刺した。その瞬間患者は電流が走るような激烈な痛みを感じ、A君に訴えた。 2013/12/05 医療安全 医師・医学生限定コンテンツ
放射線皮膚障害 60歳代の男性。左背部に疼痛を伴う紅斑が出現し、外来を受診した。原因不明で外用薬による治療を行ったが改善しない。改めて病歴を確認したところ、2ヵ月前に狭心症と診断され、冠動脈閉塞に対して経皮的血管形成術(バルーン拡張とステント留置)を受けていた。皮膚病変はX線入射部位に一致してお… 2013/11/14 医療安全 医師・医学生限定コンテンツ
造影剤によるショック(MRI の造影剤も含む) 喘鳴を主訴とする患者が月曜日午前中の忙しい時間帯の外来を受診した。放射線科に連絡したところ、すぐにCTが撮れるとの返事がもらえた。 2013/11/07 医療安全 医師・医学生限定コンテンツ
点滴漏れ・血栓性静脈炎 初期研修医2年目のAさんは、化学療法の症例を数多く経験し、嘔吐や血球減少などの合併症への対処にも自信が出てきた。今日も、血管が細くてとりにくいと言われる40歳女性の点滴を左前腕内側から確保し、シスプラチンを投与し始めた。開始当初、滴下は良好で血管痛もなかった。ちょうどそのとき、上… 2013/10/31 医療安全 医師・医学生限定コンテンツ
薬剤によるアナフィラキシーショック(前編) アナフィラキシーは過敏症の中でも最も重篤で急速に進行し、時に生命の危険を脅かす可能性のある病態です。 2013/10/17 医療安全 医師・医学生限定コンテンツ
薬疹(後編) 1.薬疹の発症機序は? 全身性の紅斑がみられる重症薬疹では、発熱や臓器障害を伴うことがある(表2)。紅斑の出現より遅れて臓器障害がみられることが多く、時に紅斑の消褪期に肝障害の出現をみることがある。DIHSでは、軽快したのち1型糖尿病や甲状腺機能低下をみることが報告されている。… 2013/10/10 その他 医師・医学生限定コンテンツ
ケースで学ぶ あなたが起こす医原病 掲載予定 “Do No Harm”はヒポクラテスの誓いで医学生がまず学ぶ医療従事者の基本姿勢です。私たちは絶えず「よかれと思って行っている自分の医療行為が患者さんに害を与えているのではないか」と自省する必要があります。しかし、医師になって時間が経過するにつれ、次第にその意識が薄れてしまうのも事実… 2013/09/26 医療安全 医師・医学生限定コンテンツ