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【Photo Gallery】 2008.7〜


在ベトナム日本国大使館 一等書記官兼医務官
水野泰孝先生

 途上国で生活する外国人にとって医療は重要な問題であり、どこでどういった医療が受けられるかといった情報が大切だ。今回は感染症を専門としてベトナムの日本国大使館で医務官として勤務する水野泰孝先生と、ベトナムの在留邦人の医療事情を取材した。

 在外公館の仕事は国を代表して外交交渉、情報収集活動、広報文化活動などの業務を行うことだ。一般の日本人に直接かかわる領事業務として、ビザの発給や邦人の生命・財産の保護などがある。在外公館に勤務する医務官は、在外公館に勤務する職員及びその家族の保健指導や診療を行う医系外務技官として現在、全世界の約80の在外公館や総領事館に、約80名が配置されている。

 緊急かつ必要時には在留邦人の生命や身体保護のために、応急措置や医療手配を行うこともある。また現地の医療事情を視察してホームページなどで情報を発信したり、日本人学校などからの講演依頼に応じ保健指導を行ったりすることも大切な業務である。

  水野先生は、長崎大学熱帯医学研究所の研修課程、マヒドン大学熱帯医学部(タイ)のdiplomaコース、バングラデシュでの新興再興感染症専門家研修、ロンドン大学熱帯医学部旅行医学短期コースを修了。その後、感染症医として臨床経験を積んできた。国際医療センター国際疾病センターで渡航者医療に携わり、医務官としてベトナムへ派遣された。熱帯医学、旅行医学を軸とした感染症臨床を専門とし、専門家の少ないこの分野での情報発信、普及活動をライフワークとしている。繊細さとアクティブな面を併せ持つ方だと感じた。

■ベトナム日本国大使館における一等書記官兼医務官の任務

水野先生はベトナム駐在の医務官としてハノイにある大使館に勤務し、大使館職員とその家族の健康管理を行っている。一等書記官の仕事には事務的な業務も多い。 また、現地の医療情報や鳥インフルエンザなどの情報収集・発信なども行っている。(在ベトナム日本国大使館ホームページの医療情報はこちら