長時間作用型β2刺激薬に抗炎症効果はあるか 長時間作用型β2刺激薬(LABA)は、慢性持続型喘息にadd-onで使用することが推奨されているが、in vivoで抗炎症効果があるかどうかについては議論が分かれている。この研究では、LABAがin vivoで抗炎症作用を有するかどうか、吸入ステロイド薬にLABAを加えることで抗炎症に関するシナジー効果があ… 2009/03/31 呼吸器
認知症患者の半数は家族に虐待を受けている 認知症患者への家族による虐待について調べた英国の研究。認知症への虐待はまれなものでなく、半数に認められるほど普遍的なものらしい。認知症治療では、患者のケアだけでなく、ケアを行っている家族へのケアも重要だ。… 2009/03/19 精神・神経
50歳からの運動は「最初の10年」が危ない 最終的には禁煙と同程度の死亡率減少効果あり 50歳を過ぎてからの身体活動の推移と、累積死亡率を観察した論文である。結果としては、50歳代を過ぎて運動量を増やすことは、最終的には死亡率を減少させる効果があるが、当初5~10年程度は、運動量を増やさなかった「低・中等度運動継続群」に比べて、「運動量増加群」の方が死亡率が高かった。… 2009/03/17 代謝・内分泌