地域医療での薬剤師の役割に疑問が この週のBMJのテーマは、プライマリケア・地域医療におけるcommunity pharmacistの役割だったが、方法論に限界があるとしても薬剤師に厳しい内容だった。 2007/05/28 薬剤師
高齢者の筋萎縮は遺伝子レベルでは回復可能 人の加齢は筋肉の減弱(sarcopenia)、筋力低下、機能障害と関連し、40歳を過ぎると年に1%ほど筋力が低下する。70歳を過ぎると機能低下は約7%で、80歳を過ぎると20%である。 2007/05/23 骨・関節・筋
チアゾリジン系薬剤は本当に問題ないか? チアゾリジン系薬剤はインスリン抵抗性改善薬であり、日本ではピオグリタゾン(商品名:アクトス)が広く使われ始めている。5月21日のNEJMの速報として、「製薬会社サイドでない著者ら」によるメタアナリシスが報告されている。… 2007/05/22 代謝・内分泌
癌の症状、では実際に癌なのは? プライマリケア医やGP(General Practitioner)のところには、癌を思わせる症状の患者が来る。その中に、どの程度の頻度で悪性疾患が潜んでいるのか分かれば、説明もしやすい? 2007/05/20 癌
肥満とやせ、どちらが予後良好? 太っている人とやせている人、どちらが予後がいいのだろうか。今回は呼吸器疾患を取り上げる。間質性肺炎ではBMI30以上の方が予後が良好なようである。 2007/05/19 呼吸器
身体活動が大きいほどフィットネスは改善 「fitnes(フィットネス)」は辞書で調べると、「健康、フィットネス、適当、適応度、適性、(運動による)健康維持」など書かれている。 2007/05/18 循環器
高インスリン肥満では低炭水化物食が効果大 食事介入を行っても、個々の生理的特性が異なるために、減量へのアウトカムはばらばらになる可能性がある。「low-glycemic load」と「low fat load」という区別がある。炭水化物を減らす食事と脂質を主に減らす食事が、肥満若年者のインスリン分泌にどのように影響するかを検討したところ、前者の… 2007/05/16 代謝・内分泌
低インスリンダイエットは減量に有益か? 「glycemic load」が低い食物は体重コントロールに有益、とは必ずしもいえないことが判明した。「glycemic load」なる考えは、炭水化物を摂取すると、様々な血糖パターンを示すため、種類別に分ける必要があると考えられたために生じた概念だ。例えば、白パンやポテトは高いGI値を持ち、血糖の急… 2007/05/11 代謝・内分泌