勤務医と開業医の情報伝達は十分か ポイントを押さえた紹介状や院時サマリーをいかに書くかというのは、病院勤務医と開業医の両者にとって、永遠なる課題なのかもしれない。患者の問題点が整理されていれば自ずとポイントもはっきりしているはずなので、結局は臨床の能力にかかわることなのかもしれない。… 2007/02/28 医療の質
ハチで結核や肺癌の早期診断? 「犬はおしっこで膀胱癌を見付ける」という論文(BMJ.2004;329:712.)という論文があったが、今度はハチについてである。このハチの能力を用いて、非合法ドラッグや麻薬検知、結核や癌などの疾患に関連した、尿中・血中・呼気の試料の検出に、もしかしたら役立つ可能性があるらしい。… 2007/02/27 呼吸器
「Aruaru(あるある)問題」がNatureに掲載 「この種の疑似科学的な番組内容は国家的にも損失をもたらすため、規制すべきであり、自主規制では不可能(今回のAruaru(あるある)問題は自主規制であるBPOなどは何の効力も発していなかったという証明だろう)、何らかの監視機関が必要という結論は既に出ているのである。しかし、現時点でも、… 2007/02/22 サプリ・食品
「二重結果」を日本の終末期医療で認めるべき 日本の緩和ケアには問題点が多い。特に、緩和ケアの対象疾患が限られている現状は深刻である。。癌やHIVの患者のみがホスピスの恩恵に預かることができる。EOL(the End of Life:終末期)は、何もこれらの疾患に限るものではない。万策尽きて次なる一手のない場合や、患者自身が薬物治療などを希… 2007/02/20 ターミナルケア
魚を食べる母親の子供は頭がいい! 英国のブリストル大学では「Avon Longitudinal Study of Parents and Children (ALSPAC)」という研究が行われている。その一環である報告がまとまり、英タイムス誌の2月16日号に、「魚を食べる母親は頭の良い子供を持つ」として取り上げられた。… 2007/02/17 産婦人科
超多剤耐性結核が日本で蔓延する日も近い? 2005年の初めに、南アフリカ共和国の田舎で、結核を有するHIV患者の高い死亡率が注目された。それ以降、多剤耐性結核(MDR-TB)だけでなく、超多剤耐性結核(XDR-TB)が問題にされるようになった。XDR-TBは、イソニアジドとリファンピシンの両方に耐性(これがMDR結核の定義)であり、加えてフロロ… 2007/02/15 呼吸器
米国版の「昼寝屋」、その効果はいかに? 日本でも「昼寝屋」とか「昼寝スポット」などが、サラリーマン向けに都市部の街角にあると聞く。作業効率を高めるために、昼寝をするのだそう。 2007/02/13 医療の質
デトックスをやめろ、水道水を飲み、早く寝ろ! 関連したテレビ局は他の業種の不祥事を批判することには懸命であるが、「発掘!あるある大事典」のねつ造問題に関してはほとんど報道しない姿勢のようである。しかも、相も変わらず、フジテレビ系列の朝の番組でデトックス関連商品を連呼していた。今回の事件は、健康情報に関するメディアの姿勢… 2007/02/12 サプリ・食品
たばこ煙での肺癌リスクを無視するのか? 「環境中たばこ煙は非喫煙者の疾病の原因であるという主張については、説得力のある形では示されていません」(環境中たばこ煙)と、日本たばこ(JT)は主張している。 2007/02/09 呼吸器
テレビゲームばかりやると、目が良くなる? 「テレビゲームをやってると視力が落ちる」と親が心配しそうだが、テレビゲームには文字判別能力などの改善効果があるそうだ。もっとも、勉強をしなくなるので、学校の成績は悪くなるかもしれないので注意が必要だが…。… 2007/02/07 眼科