寄稿◎現場任せにならざるを得ない“命の選別” 大阪のコロナ病床で起きている歴史的事態 前回「第4波は何かが違う」とお伝えしたばかりですが、いよいよ大阪府が医療崩壊の危機に陥ってきましたので、一体、現場で何が起こっているのかお伝えしたいと思います。 この新型コロナウイルス感染症(COVID-19)第4波のピークが早めに過ぎ去ってくれれば、後に「ほんの数週間程度の医療崩壊… 2021/04/23 感染症
緊急寄稿◎COVID-19患者が急増している大阪府の現場から 何かが違う、大阪コロナ第4波 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の入院患者受け入れ先として、⼤阪府にある当院は、軽症・中等症向け病床を55床確保しています(第3波収束時、病床数を絞りつつあったが緊急増床)。4月に入ってから、入院要請されるCOVID-19患者さんの多くが、高齢者よりやや下の40~60歳代の中高年で、両… 2021/04/09 感染症
COVID-19ワクチンはどちらの腕に打つべきか? 私は既にファイザー社の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンを2回接種しました。1回目の接種は利き腕でない方、左腕に打ちました。 接種したその日の夜から筋肉痛のような鈍痛がありましたが、頭痛や倦怠感はありませんでした。職員の中には頭痛や倦怠感がひどくて仕事ができなかった… 2021/04/05 感染症
間質性肺炎の概念、「PF-ILD」とは!? 過去記事(結局のところ、間質性肺炎にはオフェブなのか?)でもお伝えしたように、呼吸器内科領域では「進行線維化を伴う間質性肺疾患(PF-ILD)」という概念が急速に普及しています。これに対してニンテダニブ(商品名オフェブ)を使用することで、線維化を抑制しようという戦略が認知されつつあ… 2021/04/02 呼吸器