蛋白尿がある人は心血管リスクが5割増 2007年に日本腎臓学会が『CKD診療ガイド』を発行するなど、日本でも慢性腎臓病(CKD)が注目されています。CKDは、腎臓病がその初期から心血管イベントのリスクになることが分かってきたことから、その概念が提唱されました。今回は、CKDの鍵となる指標の一つである蛋白尿と心血管疾患との関係を… 2008/10/29 腎・泌尿器
ロフェコキシブの心血管リスクにファイナルアンサー 選択的COX-2阻害薬のロフェコキシブ(日本未承認、米国での商品名Vioxx)は、心血管系の副作用のために2004年に販売が中止されました。その影響は、患者やその家族、当該企業のみならず、社会的にも大きく、後のFDA再生法(FDA Revitalization Act 2007)につながりました。ロフェコキシブが市場… 2008/10/21 医薬品
COPD治療薬で心血管リスクが増えるのか 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の管理に使われる抗コリン薬のチオトロピウム(日本での商品名:スピリーバ)に関して、米食品医薬品局(FDA)が2008年3月、early communicationとしながらも、“脳卒中リスクが増える可能性”を指摘しました。今回は、抗コリン薬の害について検討したシステマティック・… 2008/10/03 呼吸器