連載・コラム
ブログ: ヘッドハンターXの「こんな医者いらない!」
- 「口コミ」こそ命。次はあなたかも… 2006/ 8/28 4月以来書き続けてきたブログだが、今回を最後にしばらくお休みさせていただくことになった。担当の編集さんによると、結構多くの方々に読まれてきたらしいが、ちょっと恥ずかしいというのが正直なところだ。…
- 500床規模の病院が売りに出される時代に 2006/ 8/21 病院M&Aの世界で、今一番注目されているのが、大病院の“売り物件”が次々に出てきていることだ。従来であれば、売りに出されるのは200床未満の中小病院と相場が決まっていた。急性期機能が強いわけでもなく、かといって慢性期機能に特色があるわけでもない中途半端な病院が、経営に行き詰って売…
- “自称代理人”が暗躍する病院M&Aの世界 2006/ 8/ 4 前回、縁談の取りまとめを頼まれることが多いと書いたが、実は、病院経営者からもっとスケールの大きな仕事を依頼されることもある。病院売買の代理人だ。実際に病院売買の契約を成立させたことも何度かある。「自分の病院を売りたい」という人から頼まれることもあれば、「病院を買いたい」とい…
- 縁談取りまとめ、「10戦10敗」の不名誉 2006/ 7/27 医師の職業紹介で病院に出入りしていると、 “本業”以外にもいろいろなことを頼まれる。それも仕事と考えてきちんと対応するようにしているのだが、どうしてもうまくいかないものがある。縁談の取りまとめだ。…
- 引く手あまたの60代“フリーター”医師 2006/ 7/19 “問題医師”の話が続いたので、今回は、私のクライアントである民間病院からウケのいい医師の話をしようと思う。医師の職業紹介は、常勤医としての紹介が多い。だが中には、常勤ではどの病院にも勤務せず、非常勤で複数の病院に勤める“フリーター”医師もいて、そうした人に病院を紹介するのも私…
- 腕がいいのに女癖が悪くては… 2006/ 7/12 前回、「酒、女、お金」が、採用後に発生するトラブルの「3大要因」だと書いた。医師をヘッドハントする際には、今の勤務先でこれらの問題を起こしていないかどうか、入念に調べることになる。この3つの中でも、採用側が特に警戒するのが女性問題。病院は女性スタッフの多い職場であり、職員にす…
- 「白衣でパチンコ」「露出癖」のトホホな医師 2006/ 7/ 3 医師採用の仕事に長いこと携わってきたが、これまでに出会ってきたドクターの大半は、人間的にも仕事の面でも信頼できる方々だった。だからこそ、ヘッドハントし、病院に自信を持って紹介してきたのだ。だが中には、数は少ないが、紹介した医師が採用後に問題を起こしてトラブルになったケースが…
- 大学医局の“恫喝”に屈した有名病院チェーン 2006/ 6/26 民間病院が医師をヘッドハンティングする際に、障壁となるものが幾つかある。私がこれまでに一番手を焼いてきたのは、大学医局との関係だ。といっても、ヘッドハントしようとしている医師が所属する医局ではなく、その民間病院に常勤医を派遣している大学医局のことである。「自分で採用するのな…
- 「動物占い」で医師採用する院長の苦悩 2006/ 6/19 前回の本コラムで、民間病院が医師を採用する上で重視するポイントをお話ししたが、病院経営者の中には、常識ではちょっと考えられないような基準で採否を決めている人もいる。
- 民間病院は「客を呼べるか」を見極める 2006/ 6/ 9 前回に続き、医師のヘッドハンティングや公募採用の際に、私が臨床のキャリア以外のどんな部分を見ているかをお話ししようと思う。どんな民間病院でも、医師を採用する場合には、「その医師の採用が経営に寄与するか」を重視する。端的に言えば、“客を呼べる”医者が欲しい。それまでの勤務先で…
- 銀座で見える医師の「本性」 2006/ 6/ 2 「ヘッドハンティングで高い評価が付くのは、いったいどんな医師なのか」――。仕事などで付き合いのある医師から一番聞かれるのが、この質問だ。
- ヘッドハントでは「200万円プラス」が目安 2006/ 5/19 ヘッドハンティングをする場合、その医師が現在の勤め先からもらっている年俸に何百万円かを上乗せした額を提示し、交渉するのが常道だ。
- 医師の給与は「価格の優等生」 2006/ 5/15 民間病院が医師を公募採用する場合、おおよその相場がある。20歳代の若手や高齢の医師などの場合、年俸1000万円が最低ラインになる。実は、この「1000万円」というラインは30年前から変わっていない。医師数が増えて以前ほど需給バランスがタイトでなくなったので、物価が上昇したにもかかわらず…
- ヘッドハントして20年、一勤務医から院長に 2006/ 4/28 「紹介してもらった手前、すぐに辞めるわけにはいかない。新天地で長く勤められるよう頑張るよ」。
- 3月定年退職の大学教授、いまだ就職先が見つからず 2006/ 4/21 先週の本欄で、年俸2500万円というオファーを断った医師のことを紹介した。そんな医師がいる一方で、就職口がなかなか決まらず、本人も私も気を揉んでいるケースがある。