ライフサイエンスにおけるAIの限界 国内の製薬企業が人工知能(AI)を利用した創薬(AI創薬)の研究を加速させている。人には無い強みを持つAIを利用し、通常は10年かかるとされる医薬品開発を少しでも効率化しようとする狙いだ。 まずは、AIとは何かということや、これまでの経緯について整理しておきたい。一般に「AI」という言… 2020/10/05 先端医学
NEWS◎ウイルス陰性化までの時間を有意に短縮、10月中に承認申請へ 新型コロナに対する「アビガン」の治験で主要評価項目を達成 富士フイルムホールディングス傘下の富士フイルム富山化学は2020年9月23日、同社が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を対象に実施した「アビガン」(ファビピラビル)の第3相臨床試験(国内における臨床試験の登録番号:JapicCTI-205238)で主要評価項目を達成したと発表した。… 2020/09/25 感染症
レムデシビルの「三日承認」で感じたこと 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界中で猛威を振るっている。米Johns Hopkins大学のデータによると、2020年5⽉11⽇時点で、全世界で感染が確認されている患者数は410万⼈超、死者は28万⼈を超えた。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による影響は、医療崩壊に留まらず、世界経済にまで及… 2020/05/12 感染症
トレンド◎新型コロナウイルス感染症治療薬の開発動向 NCGM、新型コロナに対するレムデシビルの臨床試験を開始 国立国際医療研究センター(NCGM)は、2020年3月23日、メディア向けの勉強会を開催。NCGM国際感染症センターの大曲貴夫センター長は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症(COVID-19)を対象にした抗ウイルス薬であるレムデシビルの臨床試験を開始すると発表した。… 2020/03/24 感染症
NEWS◎新型コロナウイルス感染症の治療はどうなる? 神奈川県、新型コロナに対するアビガン使用の認容や協力を政府に要望 加藤厚労相「効果が認められれば、幅広い医療機関で使えるようにしたい」 神奈川県は2020年2月21日、新型コロナウイルス(2019-nCoV/SARS-CoV-2)の感染者の治療に当たっている神奈川県内の医療機関で、富士フイルム富山化学が製造販売承認を取得した抗インフルエンザウイルス薬の「アビガン」(ファビピラビル)の投与を認容するように政府に要望した。… 2020/02/26 感染症
日本発のエボラワクチンを世界に届けるために 東京大学医科学研究所附属病院感染免疫内科の四柳宏教授らは、2019年12月5日、都内で記者会見を開催。エボラ出血熱(エボラウイルス感染症)に対するワクチンである「iEvac-Z」(アイイーバックゼット)の安全性などを確認するための臨床研究(フェーズ1相当)を開始したと発表した。エボラ出血熱… 2019/12/23 感染症
新設の全世代型社会保障改革担当相には西村康稔氏 厚労相に加藤勝信氏、働き方改革担当相も兼務 第4次安倍再改造内閣が2019年9月11日に発足し、岡山5区選出(当選6回)の加藤勝信氏が厚生労働大臣に就任した。働き方改革担当も兼務する。加藤氏は、2017年8月から2018年10月にかけて厚労大臣を務めており、再登板となる。同日開催された就任会見で加藤氏は、「再登板とはなるが、この1年で様々… 2019/09/13 行政・制度