コロナワクチンとゲノム編集から考える「分かりやすい科学の伝え方」 2021年7月23日に「東京オリンピック2020」の開会式が開かれましたが、東京における新型コロナウイルスの新規感染者数は連日1000人を超えています。 高齢者の新規感染者数や重症者数が増えていないのが救いで、やはりワクチン普及の効果は大きいことが日本でも認められているということですね。医療… 2021/08/02 先端医学
世界最先端のマイクロチップ技術をCRISPR/Cas13aと融合 理研・東大・京大、コロナRNAを増幅せず5分で高感度検出するSATORI法を開発 5分足らずで新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を高感度で検出できるSATORI法を、理化学研究所(理研)と東京大学、京都大学のグループが2021年4月19日に論文発表した。責任著者である理研開拓研究本部の渡邉力也主任研究員と東京大学先端科学技術研究センター(東大先端研)の西増弘志教授は、4月… 2021/04/23 感染症
ゲノム編集で育種した健康トマトがこの春に登場 SDGsやカーボンゼロに向けて不可欠の技術革新 3月11日で東日本大震災から10年が経過しましたが、コロナ禍は続いています。医療関係者への新型コロナウイルスワクチンの接種が始まりました。米Pfizer社のワクチンを、1瓶当たり7回接種できる注射器の日本国内生産が3月中にも始まるようですね。首都圏の1都3県の緊急事態宣言は、2週間延長になり… 2021/03/15 サプリ・食品
東京オリパラ、少子化対策、ゲノム編集育種 2020年9月16日の夜に行われた菅新政権の閣僚談話にて、ある閣僚が、新政権の課題として「少子化対策」を挙げていました。この閣僚は、2020年の開催が中止となった東京オリンピック/パラリンピックについて「呪われたオリンピック」とコメントしていた人です。 今回は、東京オリパラと少子化対策… 2020/10/21 先端医学
ゲノム編集育種が日本で実用化へ、国産第1号のトマトに期待 年末年始のテレビ番組や新聞記事などで紹介される機会が多かったのでご覧になった方も多いかと思いますが、2020年は、ゲノム情報をピンポイントで改変できるゲノム編集技術が日本で実用化される年になりそうです。農作物や水産物などの品種改良(育種ともいいます)に、ゲノム編集技術を用いる場… 2020/01/16 事件・話題
ノーベル賞と論文の被引用数「hインデックス」 こちらの「記者の眼」コーナーではおそらく10度目となります河田と申します。日ごろはバイオテクノロジーの専門誌「日経バイオテク」(1981年創刊)の編集などに携わっています。 今回はまず、不正入学試験問題とされる、医学部医学科の入学試験制度の問題について感想を述べます。 東京医科大… 2018/10/17 事件・話題
ゲノム解読技術の進歩が目覚ましい 日ごろはバイオテクノロジーの専門誌『日経バイオテク』(1981年創刊)の編集などに携わっている河田孝雄と申します。今回は、日経バイオテク2017年11月6日号で特集した次世代シーケンサー(NGS)の話題をお届けします。NGSを利用したゲノム解読が「育種」に革命を起こすという内容の記事です。… 2017/11/15 先端医学
アドレナリン発見者の高峰譲吉とトヨタMIRAI 日ごろはバイオテクノロジーの専門誌『日経バイオテク』(1981年創刊)の編集などに携わっています河田と申します。今回の記者の眼では、論文の分析は人工知能(AI)が生産性向上に寄与するという話と、タカヂアスターゼやアドレナリンを発見した高峰譲吉の話題をお伝えしましょう。… 2017/06/14 医薬品
シンギュラリティは人工知能から生命科学へ 日ごろはバイオテクノロジーの専門誌『日経バイオテク』(1981年創刊)の編集などに携わっています河田と申します。今回は、年末年始のテレビ番組などでも取り上げられた「シンギュラリティ」の話題をお届けします。シンギュラティー(Singularity)は、2045年に人工知能(AI)が人間の知能を追い… 2017/01/18 事件・話題
「ゲノム編集」は遺伝病を克服できるか こちらの「記者の眼」コーナーでは9度目となります河田と申します。日ごろはバイオテクノロジーの専門誌『日経バイオテク』(1981年創刊)の編集などに携わっています。今回は、ドローンやクローン、ゲノム編集など最近取材した注目の最先端技術について紹介します。… 2016/08/02 先端医学
腸内フローラ研究、メタゲノムで日本から海外へ 日ごろはバイオテクノロジーの専門誌『日経バイオテク』(1981年創刊)の編集などに携わっています。今回は、人間の健康と深く関わっていて、新発見が相次いでいる腸内フローラ(腸内細菌叢)の話題を取り上げてみます。2016年に入ってからのテレビ番組でも、腸内フローラの話題が多いように感じ… 2016/02/24 消化器
不妊とゲノム編集の技術、外来種の駆逐にも この「記者の眼」コーナーでは7度目となります河田孝雄と申します。日ごろはバイオテクノロジーの専門誌『日経バイオテク』の編集などに携わっています。今回は「不妊とゲノム編集技術」の話題をお届けします。… 2015/09/14 先端医学
第1弾は「骨の健康に役立つ」みかんともやし 増える機能性表示食品、ついに農作物も 消費者庁が届出書を受理、みかんは11月、もやしは10月発売 2015年4月から始まった消費者庁の機能性表示食品制度で、初めて生鮮食品の届出書が受理された。三ヶ日町農業協同組合の「三ヶ日みかん」と、サラダコスモ(岐阜県中津川市、中田智洋代表取締役)の「大豆イソフラボン子大豆もやし」について8月3日に届け出されたことを、消費者庁が2015年9月8日に… 2015/09/09 サプリ・食品
6月にも登場する「機能性表示食品」とは? こちらの「記者の眼」コーナーでは6度目となります記者の河田と申します。日ごろはバイオテクノロジーの専門誌『日経バイオテク』(1981年創刊)の編集などに携わっています。今回は、2015年4月1日施行の「食品表示法」に基づいて運用が開始される新しい「機能性表示食品」制度を紹介します。… 2015/04/01 サプリ・食品
ノーベル賞受賞者の予測にビッグデータが威力 こちらの「記者の眼」コーナーでは5度目となります河田と申します。日ごろはバイオテクノロジーの専門誌「日経バイオテク」(1981年創刊)の編集などに携わっています。今回は、先々週から先週にかけて発表されたノーベル賞の話題をお届けします。論文の被引用数を集計したビッグデータが、ノーベ… 2014/10/22 医療情報