看護協会の呼び掛け受け、軽症者宿泊施設などに就業 COVID-19対応で潜在看護職1000人が現場復帰 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対応する医療人材の確保が急務となる中、看護職に関しては、離職中の有資格者が2020年6月29日までに996人、復職したことが明らかになった。日本看護協会が6月30日に開催した記者会見で明らかにした。… 2020/07/06 コメディカル
Aナーシング調査◎看護師の感染症対策 新型コロナで看護師の7割が感染症対策を変更 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大が、世界的に大きな問題となっている。看護師個人の感染症対策は、COVID-19の発生を機にどのように変化したのだろうか。看護師が働いている施設ではどうだろうか。そして、COVID-19のような「新たに発生する感染症」への対策はどうあるべきだと看護師は… 2020/04/03 感染症
Aナーシング調査◎子どもに「看護師になりたい」と言われたら 子どもの「看護師になりたい」に半数が「賛成」 覚悟があるなら「応援したい」「見守りたい」 取材などでお会いした看護師の方から、「親も看護師だった」という話をよく聞く。では、看護師がもし子どもに「看護師になりたい」と言われたら、賛成するのだろうか。また、その際、子どもに何とアドバイスするのだろうか。Aナーシングでは看護職会員を対象に、子どもの進路に関する調査を実施。同… 2020/03/18 コメディカル
Aナーシング調査◎看護師と有給休暇 有給休暇「十分に取れている」看護師は3割 1週間の有休が取れたら「旅行に行きたい」が圧倒的 看護師は多忙でまとまった休暇が取れなそうなイメージがあるが、実際、有給休暇の消化率はどの程度なのだろうか。もし1週間の連続休暇が取れるとしたら、何に使いたいだろうか──。Aナーシングでは看護職会員を対象に、看護師の有給休暇取得に関する調査を実施。同調査は2019年12月11~24日にウェ… 2020/02/24 コメディカル
Aナーシング調査◎看護師の仕事情報収集術 仕事の情報、看護師はどうやって集めてる? 「インターネット」利用が最多、用途によって使い分け 看護職は、仕事に関連する情報を得るために、どのメディアをどのように使っているのだろうか。また、どのような情報を得たいと思っているのだろうか。情報収集の方法と、仕事上で特に知りたい情報について聞いてみた。… 2020/01/23 医療情報
Aナーシング調査◎看護師の健康法 看護師4人に3人が「カラダにいいこと」を実践 「運動」重視が最多の4割、次いで「休養」と「栄養」 看護職は、職業柄、健康に関する知識が豊富であり、日ごろから心身ともに健康でいられるよう気を付けていそうなイメージがある。自分自身のためにどのような健康法を実践しているのか、看護師ならではの方法について聞いてみた。… 2019/12/10 事件・話題
Aナーシング調査◎一人前の看護師、理想の看護師 看護師にアンケート!「一人前」の条件は? 「コミュニケーション能力」と「患者に寄り添えること」が不可欠 仕事が一人前にできるという条件は、職種によって様々あると思うが、看護師の目から見た「一人前の看護師に欠かせない条件」には、どのようなものがあるだろうか。Aナーシングでは看護職会員を対象に、一人前の看護師に関する調査を実施。同調査は2019年9月2~17日にウェブ上で行い、130人が回答し… 2019/11/13 コメディカル
Aナーシング調査◎「人生100年時代のライフキャリアに関する調査」結果 人生100年時代、看護師として何歳まで働く? 「70歳まで働きたい」が最多の3割弱、次いで「65歳まで」 今や人生は100年時代といわれ、働き方についても従来の定年制を撤廃する動きが出てきている。年金受給年齢を引き上げるという話もあり、ライフキャリアについて再検討している人も多いのではないだろうか。Aナーシングでは看護職会員を対象に、人生100年時代のライフキャリアに関する調査を実施。ま… 2019/10/02 ライフスタイル
短期連載◎何ができる?どう活用? 特定認定看護師【第1回】 なぜ特定行為研修? 認定看護師にとってのメリットは? はじめまして。私は「十和田湖」や「奥入瀬(おいらせ)渓流」の豊かな自然や「現代美術館」のアートの街である青森県十和田市で、皮膚・排泄ケア特定認定看護師をしています。幼いころから看護師を天職と思い込み、早30年が過ぎました。特定行為研修を受講して「特定認定看護師」になることで、難… 2019/08/28 医療提供体制
Aナーシング調査◎「看護師であることへの満足度調査」結果 4人に3人が「看護師になってよかった!」 もう一度職業を選べるとしたら「看護師になりたい」は3割強 Aナーシングでは看護職会員を対象に、看護師であることの満足度に関する調査を実施。「看護師になってよかったかどうか」について、「よかった」「よくなかった」「どちらともいえない」という3つの選択肢を示し、最も自分の考えに近いものを選んでもらった。その結果、「よかった」との回答が75.8… 2019/08/16 コメディカル
Aナーシング調査◎「結婚・出産後の働き方に関するアンケート」結果 看護師の仕事、結婚・育児と両立できる? 結婚・出産後もなんらかの形で「働いている・働くつもり」が9割 Aナーシングでは看護職会員を対象に、結婚・出産後の働き方に関する調査を実施。看護師の仕事と結婚・出産との両立のしやすさについて、「両立しやすい」「両立しにくい」「どちらともいえない」という3つの選択肢を示し、最も自分の考えに近いものを選んでもらった。その結果、「どちらともいえな… 2019/07/31 コメディカル
5万6767人の新看護師が誕生、うち大卒は2万382人 第108回看護師国家試験、合格率は89.3% 厚生労働省は2019年3月22日14時、第108回看護師国家試験(2019年2月17日実施)、第105回保健師国家試験(2019年2月15日実施)、第102回助産師国家試験(2019年2月14日実施)の合格発表を行った。看護師国家試験は、6万3603人が受験し、5万6767人が合格。合格率は89.3%と、前年より1.7ポイント低下… 2019/03/22 コメディカル
短期連載◎はぐれ看護師、いざゆけWHO【第5回】 磨け、語学力! 看護師の私が、国際機関で通用する英語を身につけるためにやっていること 世界保健機関(WHO)のインターンに着任して1週間は、「ああ、俺はだめだ。せっかくもらったインターンのチャンスも、たかが英語が話せないことごときで無駄に終えることになるんだ」と喪失感に駆られました。オフィスに居ても、なるべく誰とも話さないようにしていました。私のデスクに誰かが近づ… 2019/02/28 看護師
短期連載◎はぐれ看護師、いざゆけWHO【第4回】 WHOで飯を食え、腹が減っては仕事ができぬ 今回は毛色を変えまして、その名もずばり「WHOメシ!」、WHOインターン生である私が日々どんなものを食べているのかをお伝えしていきます。普通の会社と同じように、WHO西太平洋事務所にも食堂があります。… 2019/02/25 看護師
短期連載◎はぐれ看護師、いざゆけWHO【第3回】 WHOインターンって何するの? インターンというと、学生に毛が生えた、体験実習生程度と思われる方もいるかもしれません。しかし、世界保健機関(WHO)のインターンは、日本のインターンのイメージとは大きく違います。インターン生本人の自主性が強く求められるのです。… 2019/02/21 看護師
短期連載◎はぐれ看護師、いざゆけWHO【第2回】 手に入れろ、WHOインターンのポスト! さて、第2回は「WHOインターンに応募してから採用に至るまで」の道筋についてです。第1回にも書きましたが、WHOのウェブサイトにも記載してある通り、インターン採用は非常に狭き門で、突破するためには少々工夫が必要です。… 2019/02/18 看護師
短期連載◎はぐれ看護師、いざゆけWHO 看護師だった私が、国際機関インターンに参加したわけ はじめまして、廣瀬直紀と申します。私は2016年に東京大学を卒業しまして、その後に長野県の田舎町にある佐久総合病院で看護師として勤務しました。いまは一旦病院を離れ、東京大学の大学院にて公衆衛生という学問を学んでいます。さて唐突ですが、そんな私は今、フィリピンにある世界保健機関(WHO… 2019/02/14 看護師
インタビュー◎近藤和子さん(マザーリング&ライフマネジメント研究所所長、看護師) 「看取りのドゥーラは、終末期医療に必要な“寄り添いの支援”を行う新しい専門職です」 人生の最期に、誰か1人でも自分を理解してそばにいてくれる味方がいたら、どんなに心強いだろう──。1990年代以降、妊娠・出産・育児の時期にある女性に寄り添う「出産ドゥーラ」(産後ドゥーラ)は、安産や母乳育児成功の鍵を握る新しい非医療職として、欧米を中心に広がってきた。近年、アメリカ… 2018/11/09 コメディカル
東邦大学医療センター大森病院・畠山純恵さん(看護師・院内手話通訳者)に聞く 看護師だからできる「医療手話通訳」って? 筆談より格段に伝わる手話で、入院中に病状や検査・治療法などを通訳 主に手話でコミュニケーションを取る「ろう者」は、第一言語が手話になる。このため人によっては日本語の読み書きが難しいが、医療者でもそのことを知らない人は少なくない。東邦大学医療センター大森病院の入退院支援室「マイステーション」で看護師業務を行いながら、全国でも数少ない院内配置の… 2018/10/15 コメディカル
NEWS◎日看協が新体制で初の記者会見 日看協会長「特定行為研修、地域での学習環境整備を」 日本看護協会が6月27日、新執行部による初の記者会見を開催した。会長の福井トシ子氏は、「特定行為に係る看護師の研修制度」の研修修了者が2017年3月末時点で583人だったことに対して、「少ない」とコメント。研修修了者の多くが病院勤務である状況について、「地域ではまだ研修を受講できる環境… 2017/06/29 コメディカル
短期連載◎看護補助者とのより良い関係を求めて【第6回:最終回】 看護補助者とより良い関係を築くには 本連載でこれまで述べてきたように、看護補助者1人ひとりが苦悩や悲しみ、虚しさ、喜び、やりがいなど、様々な思いを抱きながら仕事を続けています。ですが、それらを語る時間も場も少ないため、思いが共有されることが少ないのが現状です。… 2017/06/09 コメディカル
NEWS◎第106回看護師国家試験 看護師国家試験の合格発表、合格率は88.5% 5万5585人のナースが誕生 厚生労働省は2017年3月27日14時、第106回看護師国家試験(2017年2月19日実施)の合格発表を行った。 2017/03/28 コメディカル
短期連載◎看護補助者とのより良い関係を求めて【第5回】 看護補助者が感じるやりがいとは 「看護補助者は誰にでもできる仕事な上、安く雇ってなんぼ。私たちはその気になればいつでも取り替えの利く、どうにでもなる存在なんです。連載第4回で紹介した、ある看護補助者の衝撃の発言を覚えているでしょうか。… 2017/02/15 コメディカル
学会トピック◎第18回日本救急看護学会学術集会 特定行為研修でタイムリーで効率的な看護を 2025年までに1万人の研修修了者の養成目指す 「今後、地域完結型の医療への変換を進めるにあたり、救急看護に携わる看護師にも、生活者としての患者や、生活の場である地域を看る力が求められるようになってきた。どこにいても患者のニーズに合った医療をタイムリーに届けるための手段の一つとして創設されたのが特定行為研修であり、医療現場… 2017/02/01 医療提供体制
学会トピック◎第18回日本救急看護学会学術集会 救急車に同乗していたのは認知症の妻 退院後の生活見据え、院内の連携と地域ネットワークを 一人暮らし、老老介護、認知症といった課題を抱える高齢者が増える中、彼らが救急搬送された場合にはその後の対応が問題になるケースが少なくない。2016年10月29、30日に千葉市で開催された第18回日本救急看護学会学術集会のパネルディスカッション「高齢者救急の課題と方略」では、救急医療に取… 2017/01/24 救急医療・集中治療
学会トピック◎第18回日本救急看護学会学術集会 治療の方向性が曖昧な高齢者救急、どうする? 搬送理由の多くは転倒、発熱、疼痛… 近年、救急医療の現場では、救急搬送から病院の選定・受け入れなどの「入口」の問題と、急性期の治療を終了した後の後方病床の確保や退院などに関する「出口」の問題が大きな論点となっている。身体的要因に加えて社会的要因が複雑に絡む高齢者救急では、これらの問題はより大きなものとなる。… 2017/01/23 救急医療・集中治療
短期連載◎看護補助者とのより良い関係を求めて【第4回】 看護補助者が感じる戸惑いと葛藤 「まさか排泄物の処理まで任されるなんて、思ってもみなかった」。働き始めて間もない看護補助者から、こうした驚きの声をよく聞きます。私たち看護師なら、病院で担う業務の多くを当然のように知っていますが、病院という場自体が初めての看護補助者にとって、実は業務の多くが“未知との遭遇”… 2016/12/15 コメディカル
学会トピック◎第18回日本救急看護学会学術集会 鎮痛・鎮静の指針開発し、過鎮静が激減 鎮静優先の管理から、十分な鎮痛と浅い鎮静での管理が実現 ICUで鎮痛・鎮静管理のプロトコルを独自に導入したら、看護師が統一した視点を持ち、十分な鎮痛を図った上での浅い鎮静管理を行えるようになった。10月29日から30日にかけて千葉市で開催された第18回日本救急看護学会学術集会で、独立行政法人地域医療推進機構神戸中央病院(神戸市北区)集中治療室… 2016/11/28 麻酔科
学会トピック◎第18回日本救急看護学会学術集会 業務改善で救急搬送要請の謝絶件数が半減 診療体制、病床確保、帰宅支援の3つの改善策で効果 二次救急病院において、「診療体制」「病床確保」「帰宅支援」の3つの改善策を実施したことで、救急搬送要請の謝絶件数が半数以下に減少したことが分かった。10月29日から30日にかけて千葉市で開催された第18回日本救急看護学会学術集会で、社会福祉法人康和会久我山病院看護部救急外来の小幡敦子氏… 2016/11/18 救急医療・集中治療
短期連載◎看護補助者とのより良い関係を求めて【第3回】 知っていますか?看護補助者の就業動機 私たちが看護師を目指したことに様々な動機があるように、看護補助者にも様々な就業動機があって、それぞれの施設で働いています。 2016/11/09 コメディカル
短期連載◎看護補助者とのより良い関係を求めて【第2回】 看護補助者は看護師の「使い走り」? 「看護師であるあなたが、私のことを医療チームの一員だと思ってくれているなんて、嬉しい」――。ある看護補助者と話をしていたとき、私はこのように言われて胸が苦しくなりました。これまで当たり前のように仲間だと思って接してきたのですが、看護師のことを仲間だと思っている看護補助者は、… 2016/10/12 医療経営
短期連載◎看護補助者とのより良い関係を求めて【第1回】 「あんたの仕事じゃない!」看護師に怒られた母 看護補助者といえば、看護職の皆さんはどのような「ひと」を思い浮かべますか。「補助員さん」「看護助手さん」「ヘルパーさん」――。施設によって呼び方は様々です。看護業務を手伝ってくれる人でしょうか。それとも、患者さんを一緒にサポートする仲間でしょうか。私は、後者の「仲間」だと考え… 2016/09/28 コメディカル
NEWS◎厚労省が自治体・関連学会に周知求める 避難所の妊産婦・乳幼児への支援の要点を集約 厚生労働省は4月17日、熊本地震で被災した妊産婦や乳幼児の支援に当たる際のポイントをまとめ、自治体の母子保健担当者や、妊産婦・小児の診療を担う医学会に向けて周知を依頼する文書を発出した(平成28年熊本地震で被災した妊産婦及び乳幼児等に対する支援のポイント)。… 2016/04/19 小児科
インタビュー◎2016年度診療報酬改定の影響度 診療報酬改定で4月から看護現場はこう変わる 福井トシ子氏(日本看護協会常任理事)に聞く 2016年は2年に1度の診療報酬改定の年にあたり、この4月に様々な見直しが行われる。現場の看護師にとってどのような影響が出てくるのだろうか。改定の議論を行う厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)に、看護職の代表として昨秋まで参加していた福井トシ子氏(日本看護協会常任理事)にイン… 2016/03/30 看護師
短期連載◎経営ができる看護師になろう!【最終回】 対話ベースの経営手法「SECIモデル」を知ろう さあ、本連載も今回が最終回です。訪問看護ステーションの看護師さんの「本当の働きやすさ」へとさらに迫りますが、実は看護師さん自身による「働きやすさ」へのアプローチが間違っていたりする。そこに気付いてしまった私から、より的確にアプローチできる手法をご紹介します。… 2016/03/28 コメディカル
NEWS◎採用の主戦場はインターンシップ 看護学生の今どきの就活事情 3月12日、都内で2017年4月新卒者向けの病院合同説明会「キャリタス看護フォーラム」が開催され、約200病院が出展した。個々の病院のブースを看護学生が訪れ、採用担当者の説明に熱心に耳を傾けた(写真)。… 2016/03/14 看護師
シリーズ◎特定行為研修の活かし方 日看協の研修で39人の「特定看護師」誕生 3月7日、日本看護協会で2015年度「特定行為研修」の閉講式が行われ、研修を修了した39人が修了証を手にした(写真)。修了生は今後、それぞれの勤務先で医師の指示の下、手順書に沿って特定行為を実施することになる。… 2016/03/07 看護師
短期連載◎経営ができる看護師になろう!【第7回】 教えて!訪問看護のお給料のこと、評価のこと 今回はいよいよ、病院勤めの看護師さんが特に知りたい「訪問看護師の給料」のお話をいたします。その前に、まずはお給料に結び付く「評価」について考えてみましょう。 2016/03/07 コメディカル
短期連載◎経営ができる看護師になろう!【第6回】 仕組みづくり・人づくりはITの力を借りよう ここまでの5回の連載をお読みいただいた方はお気付きかもしれませんが、どんなに優秀な看護師さんでもたった1人で年収1000万円を実現するのは難しいです。そこには必ず、良い組織と良い仲間が必要です。今回はそんな年収1000万円の看護師さんを生み出すための仕組みづくり・人づくりのお話をしま… 2016/02/12 コメディカル
シリーズ◎特定行為研修の活かし方 看護師特定行為研修の指定研修機関、新たに7施設を了承 医道審議会、全日病による38行為の「手順書」ひな形も利用可能に 2月3日、厚生労働省医道審議会保健師助産師看護師分科会看護師特定行為・研修部会が開催され、「特定行為に係る看護師の研修制度」(以下、特定行為研修)の指定研修機関の指定に関する審議が行われた。大学院や大学、民間病院など新たに7機関が了承され、既に指定を受けている14機関と合わせて、… 2016/02/10 看護師
短期連載◎経営ができる看護師になろう!【第5回】 民間事業所が求める看護師のマネジメント能力 年収1000万円超の看護師になるためには、自他の仕事を冷静に評価できなければなりません。自ら訪問看護ステーションの経営者になるにせよ、オーナー企業が運営するステーションから「暖簾分け」のような形で独立するにせよ、「やった仕事にいくらの価値があるか?」が分からないと、年収を適切に… 2016/01/22 コメディカル
座談会◎普及する「がん患者指導管理料」算定の現状と課題 看護師の外来診察同席、がん患者の不安解消に効果 がん患者に対して、医師と看護師が共同で診断や治療方針についてきめ細かに説明することを評価する「がん患者カウンセリング料」が創設されて5年が経った。2014年度診療報酬改定では名称が「がん患者指導管理料」に変わり、要件も拡充され、がん患者の相談業務における看護師の役割は年々増している… 2016/01/08 癌
リポート◎「日本救急看護学会学術集会」より 特定行為研修スタート、救急看護への影響は? アセスメント能力磨き、早期対応や生活背景考慮した治療を可能に 特定行為研修が救急看護に及ぼす影響は――。10月16、17日に佐賀市で開催された「第17回日本救急看護学会学術集会」で、10月1日にスタートした「特定行為に係る看護師の研修制度」(以下、特定行為研修)に関するシンポジウムが開かれ、制度創設に伴い期待される成果や今後の課題などが議論された。… 2016/01/06 救急医療・集中治療
短期連載◎経営ができる看護師になろう!【第4回】 スタッフと対話してますか?正しい「傾聴」の方法 成功している訪問看護ステーションに、共通していることがあります。それは「対話」が機能しているということです。 2015/12/25 看護師
リポート◎「日本救急看護学会学術集会」より 急性期病棟でも認知症ケアに評価を 救急看護の実態と診療報酬上の評価に乖離、松月みどり氏が訴え 時代と社会の変化を反映し、発達してきた救急医療は、今後さらに政策との関わりが深まると考えられている。一方、救急看護の実態が必ずしも診療報酬に正確に反映されていない現状も明らかになりつつある。「救急看護師には、診療報酬も含めた今後の医療の動向に関心を持ってほしい」――。愛知医… 2015/12/15 コメディカル
リポート◎「日本救急看護学会学術集会」より 臨床と教育の乖離を避けるには? 救急領域で広がる「看護連携型ユニフィケ―ション」の有効性を議論 看護の実践・教育・研究の3つの機能が連携し、看護の質向上を目指す「看護連携型ユニフィケ―ション」(以下、ユニフィケ―ション)は、教育と実践の乖離を回避するための有効なモデルとして、近年注目されている。10月16、17日に佐賀市で開催された「第17回日本救急看護学会学術集会」の交流集会… 2015/12/07 コメディカル
NEWS◎「看護小規模多機能型居宅介護事業者交流会」が初開催 注目の在宅サービス「看多機」運営のポイントは? 定員増や加算創設など15年度改定でも普及を後押し 医療依存度の高い在宅療養者を最期までサポートするため、通い・泊まり・訪問介護・訪問看護を一体的に提供する「看護小規模多機能型居宅介護(看多機、旧複合型サービス)」。日本看護協会は11月17日、看護小規模多機能型居宅介護事業者交流会を初めて開催した。参加者は看多機の事業者や開業を… 2015/12/04 在宅医療
NEWS◎福島発!新たな多職種連携教育の試み 地域の医療系大学・専門学校がタッグ組み人材養成へ 12月1日、福島県郡山市で「県中地区医療福祉関連教育施設連絡協議会」の初会合が開かれ、郡山市や二本松市にある医療・福祉系の大学・専門学校、計10校の関係者が集った(写真)。地域の医療・福祉系教育機関がタッグを組んで多職種連携教育などを行い、地域の中でチーム医療に貢献できる人材を育… 2015/12/03 コメディカル
リポート◎「日本救急看護学会学術集会」より 救急看護と在宅看護、共有すべき課題とは? 救急看護は「救命」中心から「暮らし」にも焦点を当てる時代に 救急医療と在宅医療。一見、対極にある両分野の間には実は密接な関わりがあり、共有すべき課題が数多く存在する――。10月16、17日に佐賀市で開催された「第17回日本救急看護学会学術集会」では、救急看護と在宅看護のシームレスな連携の必要性を訴えるパネルディスカッションが開かれ、救急と在… 2015/11/25 救急医療・集中治療
リポート◎「日本救急看護学会学術集会」より 医師不在の離島で患者急変!その時、看護師は 鹿児島の離島、黒島で緊急時対応の仕組みを構築 医師が常駐しない離島で、診療所の看護師が島民の急変に安心して対応できるようにするための仕組みを、鹿児島大学病院看護部と三島村が協働で構築した。プロジェクトで中心的役割を果たした一人、同病院の診療看護師(NP)の福元幸志氏が、10月16、17日に佐賀市で開催された第17回日本救急看護学… 2015/11/23 救急医療・集中治療
シリーズ◎特定行為研修の活かし方 新生児・小児領域で特定行為できる看護師育成へ 埼玉医大総合医療センター、NICU・PICU看護師の新たなキャリアの選択肢に 埼玉医科大学総合医療センターが、NICU(新生児集中治療室)やPICU(小児集中治療室)で特定行為を行う看護師を養成するための研修プログラムを立ち上げることが分かった。現在、「特定行為に係る看護師の研修制度」(以下、特定行為研修)の指定研修機関の申請に向け準備を進めており、2016年度… 2015/11/20 小児科
短期連載◎経営ができる看護師になろう!【第2回】 「看護師 vs 経営者」仁義なき戦い 訪問看護ステーションには数多くの民間企業が参入していますが、そこでは「宿命」とも言える「看護師 vs 経営者」の戦いが繰り広げられています。中には、創業から3年経った今でも、看護師と経営者の対立が続行中というケースもあるのですが、それすら微笑ましく思えるほど両者の戦いがエスカレー… 2015/11/19 在宅医療
短期連載◎経営ができる看護師になろう!【第1回】 看護師が年収1000万円超を目指すには 私が代表を務めるインキュベクスが訪問看護ステーションの開業と運営のご支援を始めてから、3年半が過ぎようとしています。これまでに全国500社以上の企業経営者の方々をご支援し、当社が主催する研修や職業紹介事業を通じて、多くの看護師さんとも出会ってきました。このコラムでは、そうした出… 2015/11/05 コメディカル
Aナーシング調査◎「特定行為研修に関するアンケート」結果 6割の看護師が「特定行為研修を受けたい」 高い関心も、職場での制度活用は「検討中」「未定/分からない」が半数超 10月1日からスタートした「特定行為に係る看護師の研修制度」について、看護師の6割が受講を希望していることが、日経メディカルAナーシングの看護師会員を対象にした調査結果で明らかになった。ただし、職場における研修の具体的な活用方法については「検討中」「未定/分からない」が6割を占め… 2015/10/14 医師の職場環境
NEWS◎人気講座「CBMS医療英語セミナー」に潜入 学びの秋!医療英語にチャレンジ 11月開催の「国際医療英語認定試験」で英語力をチェック 「患者さんに対して『Don't worry!』を乱発しないで」「質問する時はオープンクエスチョンに徹しよう」「安易に『I am sorry!』と言わない」――。10月4日、都内で「CBMS医療英語セミナー」(主催:先端医療推進機構、グローバルヘルスケア財団)が開催され、医療関係者らが参加した(写真)。… 2015/10/09 コメディカル
NEWS◎10月から「看護師等の届出制度」が開始 離職する看護職は「とどけるん」に届出を 連絡先などの登録が努力義務化、復職支援のほか情報コンテンツの配信も 日本看護協会の中央ナースセンターは10月1日、看護職の離職時等の届出を支援するウェブサイト「とどけるん」を開設した。対象は保健師、助産師、看護師、准看護師の免許保持者。氏名や連絡先を登録した人に、希望に応じて研修や交流会、復職支援などの情報を提供する。… 2015/10/08 看護師
シリーズ◎特定行為研修の活かし方 まもなくスタート!看護師特定行為研修 自治医大で研修センター開所式、10月以降、全国14機関で研修がスタート 9月25日、「自治医科大学看護師特定行為研修センター」の開所式が行われ、研修生および学内外の関係者が参加した。同大は今年10月1日からスタートする「特定行為に係る看護師の研修制度」の指定研修機関の一つで、制度開始を前に開所式と研修生向けのオリエンテーションを実施した。… 2015/09/29 コメディカル
シリーズ◎特定行為研修の活かし方 大学院、認定看護師教育での特定行為研修を推進 洪愛子氏(日本看護協会常任理事)に聞く 認定看護師・専門看護師の育成をはじめ、ナースの専門性向上に取り組んできた日本看護協会。特定行為研修に関しても、その一環として活用を推進していく考えだ。患者の療養生活を支えるナースが医学的知識を深める意義について、常任理事の洪愛子氏に聞いた。… 2015/09/09 コメディカル
シリーズ◎「特定行為研修」の活かし方 38特定行為すべてできる「NDC」を1年で養成 地域医療振興協会が10月から研修開始、在宅・施設での活躍見込む 7月30日に明らかになった看護師特定行為研修の指定研修機関14施設(リンク)の中で、21区分(38行為)すべてを盛り込んだ研修を行う機関の一つが、地域医療振興協会(JADECOM)だ。JADECOM内に特定行為研修を行う「NDC(nursing designated care)センター」を設置し、今年10月から研修を開始する… 2015/08/26 在宅医療
シリーズ◎特定行為研修の活かし方 看護師特定行為の指定研修機関14施設を了承 医道審議会が結論、NP養成大学院のほか市中病院も参画 7月30日、厚生労働省医道審議会保健師助産師看護師分科会看護師特定行為・研修部会が開催され、今年10月から始まる「特定行為に係る看護師の研修制度」の指定研修機関の指定に関する審議が行われた。大学院や民間病院、病院団体など、申請のあった14機関について、「指定を行って差し支えない」と… 2015/07/31 医療提供体制
NEWS◎2015年度医師会立養成所の調査結果 准看護師養成課程の応募者数が2万人割る 日医は准看養成継続の必要性を強調し、補助金増額を要望 日本医師会は7月29日、2015年度医師会立の助産師・看護師・准看護師学校養成所調査の結果を公表。准看護師課程への応募者数が前年度に比べて3600人以上減少し、2万人を割ったことを明らかにした。 2015/07/31 看護師
NEWS◎厚労省が2014年「衛生行政報告例」公表 就業看護師数、108万6779人と過去最多 男性看護師数が10年で倍増、准看護師は減少の一途 厚生労働省は7月16日、「2014年衛生行政報告例(就業医療関係者)」を公表した。2014年末時点の就業看護師数は108万6779人で、12年末から7万1035人(7.0%)増え、過去最多となった(図)。一方、准看護師は34万153人で1万7624人(4.9%)減った。両者を合わせた14年末の就業看護職員数は142万693… 2015/07/30 看護師
シリーズ◎「特定行為研修」の活かし方 特定行為研修を修了した看護師の役割とは? 全日病が「指導者講習会」を開催、看護管理者・医師ら56人が議論 「特定行為研修を修了した看護師の役割は何か――」。7月20日に全日本病院協会(全日病)が都内で開催した「看護師特定行為研修指導者講習会」で、こんなディスカッションが行われた。医療チーム内の調整役やタイムリーにケアを提供する役割などを担うことで、医療の質向上につながるといった期待… 2015/07/25 医療提供体制
シリーズ◎「特定行為研修」の活かし方 全日病が特定行為研修用eラーニング教材開発へ 指定研修機関での活用を想定、来年4月からの販売を計画 全日本病院協会が、今年10月から始まる「特定行為に係る看護師の研修制度」(以下、特定行為研修)に向けて、eラーニング教材の開発を検討していることが分かった。7月20日に開催された「看護師特定行為指導者講習会」の中で、副会長の神野正博氏(医療法人董仙会理事長)が説明した。指定研修機… 2015/07/22 医療提供体制
シリーズ◎「特定行為研修」の活かし方 放送大学が看護師の特定行為研修実施へ 医療機関との連携による研修を計画、「協力施設」を募集 放送大学が、今年10月から始まる「特定行為に係る看護師の研修制度」(以下、特定行為研修)の指定研修機関の申請に向けて検討を進めていることが分かった。研修プログラムのうち、座学の講義や演習部分を同大が主に担い、実習部分については医療機関などとの連携により実施する運用を想定。2016… 2015/07/08 医療経営
Aナーシング調査◎「医師と衝突したことありますか?」 看護師の9割が医師との“バトル”を経験 看護師の意見を聞き入れない医師にイラッ!「俺様」医師にうんざり 看護師の約9割が、臨床現場において医師との間で言い争いなどの“衝突(バトル)”を経験しており、うち4割は数カ月に1回以上の頻度でたびたび衝突していることが、日経メディカルAナーシング会員を対象に行った調査で明らかになった。今年1月に日経メディカルOnlineの医師会員を対象に実施した調査… 2015/05/27 医師の職場環境
シリーズ◎「特定行為研修」の活かし方 自治医大が看護師の特定行為研修実施に名乗り 学長直属の「研修センター」設置し、全学体制で養成へ 自治医科大学が、今年10月から始まる「特定行為に係る看護師の研修制度」の指定研修機関となるべく、申請準備を進めていることが、本誌取材で明らかになった。8月に学長直属の研修センターを立ち上げ、全学体制で養成に取り組む。… 2015/05/25 医療経営
インタビュー◎どう考える?准看護師問題 准看護師の養成は時代にそぐわない 洪愛子氏(日本看護協会常任理事)に聞く 病院団体が「日本准看護師連絡協議会」の設立を表明したり、自民党の議員連盟が准看護師の養成促進を呼び掛けるなど、准看護師を巡る議論がにわかに活発になっている。看護職不足の解消を図るのが狙いのようだが、准看護師の養成について日本看護協会はどう考えているのか。常任理事の洪愛子氏に… 2015/04/21 コメディカル
シリーズ◎「特定行為研修」の活かし方 日慢協が看護師の特定行為研修実施へ 10月から7区分14行為の研修講座を開講、初年度は100人養成を計画 日本慢性期医療協会(日慢協)が、「特定行為に係る看護師の研修制度」の指定研修機関の申請に向け準備を進めていることが分かった。4月9日の定例記者会見で、常任理事の富家隆樹氏(富家病院理事長)が発表した。… 2015/04/13 老年医学・介護
リポート◎進化する褥瘡・創傷ケア(後編) 話題の病態「スキンテア」をどう防ぐ? 摩擦やずれで生じる外傷性創傷、保湿剤塗布で発症半減 褥瘡との鑑別が必要な病態の一つとして近年注目されているのが、「スキンテア」と呼ばれる皮膚裂傷だ。皮膚が脆弱な人に摩擦やずれなどの一時的な外力が加わることで生じる創傷で、「絆創膏を剥がす時に一緒に皮膚が剥がれた」「四肢がベッド柵に擦れて皮膚が裂けた」「体位変換時に身体を支持し… 2015/04/13 皮膚科
シリーズ◎「特定行為研修」の活かし方 多くの看護師に特定行為研修を受けてもらいたい 穴見 翠氏(厚生労働省医政局看護課看護サービス推進室看護業務推進専門官)に聞く 今年10月、「特定行為に係る看護師の研修制度」がスタートする。4月1日から指定研修機関の指定申請が始まり、研修開始に向け準備が進められつつある。果たして現場の看護師は、本制度とどのように関わっていくことになるのか、厚生労働省の担当官に聞いた(文中、敬称略)。… 2015/04/07 医療提供体制
リポート◎進化する褥瘡・創傷ケア(前編) 日本発の褥瘡評価スケールが世界標準に 「国際褥瘡予防・治療ガイドライン」が改訂、予防的ドレッシングの概念も 褥瘡・創傷ケアの発展に伴い、日本の褥瘡有病率は大きく低下した。一方で、医療関連機器圧迫創傷やスキンテアなど、新たな課題も明らかになってきており、こうした病態にいち早く取り組んできた諸外国に学ぶ点は多い。昨年末、横浜市で開催された看護セミナーで紹介された、改訂版「国際褥瘡予防・… 2015/04/03 皮膚科
リポート◎訪問看護 JCHO病院が訪問看護ステーション運営に本腰 “みなし事業者”からの脱却目指す、地域包括ケア病棟とセットで整備も 旧社会保険病院、旧厚生年金病院、旧船員保険病院がJCHO(ジェイコー)に改組されて来月で1年。地域医療、地域包括ケアの要になることを使命に掲げる同グループの病院では、その実現に向けた取り組みの一つとして、訪問看護サービスを拡充する動きがある。… 2015/03/26 医療提供体制
NEWS◎看護師の特定行為 厚労省が特定行為研修の省令を公布 日看協は大学院教育を推進、認定看護師向け研修も計画 今年10月にスタートする「特定行為に係る看護師の研修制度」(以下、研修制度)に関し、厚生労働省は3月13日、省令を公布した。特定行為の範囲や研修内容、指定研修機関の指定基準などを定めたもので、17日には都道府県に対し施行通知を発出し、特定行為の概要や研修カリキュラム、指定研修機関の… 2015/03/19 コメディカル
NEWS◎緩和ケア 独立型ホスピスの草分け、ピースハウス病院休止へ 財政面や看護師確保などに課題、再開に向け努力の意向 国内初の独立型ホスピスとして知られるピースハウス病院(神奈川県中井町、写真)が、3月末で病棟運営を休止することが分かった。経営する一般財団法人ライフ・プランニング・センター(東京都港区)が3月14日、理事長である日野原重明氏のコメントを発表。財政面やスタッフの補充の問題など経営… 2015/03/16 ターミナルケア
NEWS◎地裁小倉支部 看護師長のパワハラ認定、賠償命令 威圧的な言動で部下の看護師が適応障害に 新小倉病院(北九州市小倉北区)に勤務していた30歳代の女性看護師が、上司である看護師長からパワーハラスメントを受け適応障害になったとして、病院を運営する国家公務員共済組合連合会と元上司に対し、約315万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が、1月25日に福岡地裁小倉支部であった。過度に威… 2015/03/02 コメディカル
NEWS◎日本財団の起業家育成事業 在宅看護起業家育成で1期生17人が年内開業へ 日本財団の在宅看護センター起業家育成事業で、講座を修了した1期生17人が年内開業を目指し動き出した。4月に横浜市で第1号となる在宅看護センターが誕生するのを皮切りに、5月には愛知県小牧市、大阪府大阪市、神奈川県川崎市に、6月にも東京都、岡山市、長岡市で起業が予定されている。日本財団… 2015/02/16 看護師
シリーズ◎「特定行為研修」の活かし方 周術期管理担う「診療看護師」が活躍 予診から術後管理までをカバー、進む外科医との新たな役割分担 2015年10月、「特定行為に係る看護師の研修制度」が始まる。制度創設に先立ち、周術期管理を担う「診療看護師」を独自に育成してきた東京ベイ・浦安市川医療センター(千葉県浦安市)では、外科医との間で新たな役割分担の形が築かれつつある。… 2015/01/09 救急医療・集中治療
NEWS◎第4回日本在宅看護学会学術集会 在宅での看取り、介護職との連携に課題 訪問看護師対象の調査、ケア方針の共有に困難感 在宅での看取りの場面において、訪問看護師は、ケアマネージャーや介護福祉士などの介護職とケア方針を共有することに困難を感じていることが分かった。11月15日に都内で開催された第4回日本在宅看護学会学術集会で、西武文理大学看護学部看護学科在宅看護学講師の齊藤美恵氏が発表した。… 2014/12/03 在宅医療
NEWS◎第4回日本在宅看護学会学術集会 看護学生の3割が「訪問看護師になりたい」 ただし、教育体制やキャリアアップ、給与には不安の声も 訪問看護の仕事に関し、看護学生は魅力を感じているが、教育体制やキャリアアップ、給与について不安に思っていることが、看護学生を対象とした意識調査から明らかになった。11月15日に都内で開催された第4回日本在宅看護学会学術集会で、慶應義塾大学看護医療学部3年の黒堀真由氏が発表した。訪… 2014/11/20 コメディカル
NEWS◎第4回日本在宅看護学会学術集会 薬剤師に望むのは「薬の削減の提案」 訪問看護師対象の調査、「副作用モニタリング」などの薬剤師業務の認知度は低い結果に 薬局薬剤師に対して今後望むのは、患者の服用薬の削減の提案や、居室内の薬の整理――。訪問看護師のこんな本音が、訪問看護師と薬局薬剤師の協働に関する研究結果から分かった。副作用モニタリングや消毒・衛生管理のアドバイスなど、薬剤師の本来業務であるにもかかわらず、訪問看護師に知られ… 2014/11/18 看護師
リポート◎褥瘡ケアを変えるスモールチェンジ法 「2時間おきの体位変換」は本当に必要か? 皮膚の「変形」少なく、褥瘡の治療効果もアップ 褥瘡予防のための体位変換といえば「2時間おき」が定説だった。しかし近年、明確な根拠はないことが指摘され、頻度の妥当性の検証が進んでいる。さらに、患者・看護者双方にとって負担の少ない、“小さな”体位変換も注目を集める。新たな体位変換「スモールチェンジ法」の可能性を探った。… 2014/11/12 皮膚科
NEWS◎第3回「看護師特定行為・研修部会」開催 41特定行為の了承に日医委員が「待った」 気管挿管やドレーン管理など6行為の妥当性を再検討へ 「(特定行為については)本部会で検討することが法律上位置付けられているにもかかわらず、『ワーキンググループ(WG)での議論を追認すればよい』という、(本部会の)進め方には大変疑問を抱いている」――。10月23日に開かれた厚生労働省「医道審議会保健師助産師看護師分科会看護師特定行為… 2014/10/28 麻酔科
NEWS◎海外での看護師感染報告を受け 都看護協会がエボラ出血熱に関する注意喚起 発熱患者診療時は「最近の渡航歴」の確認を 10月21日、東京都看護協会は、都内会員施設の看護管理者に対し、「エボラ出血熱の流行に関する注意喚起」に関する文書を送付した。発熱患者診療時の渡航歴の確認など、感染予防対策の留意点を記載したもので、日々の診療における備えを求めた。… 2014/10/23 感染症
NEWS◎医療者の働きやすさ向上を後押し 都道府県「医療勤務環境改善支援センター」が始動 10月1日から6都県で設置開始、医療機関向け相談支援体制を強化 10月1日の改正医療法施行に伴い、6都県において「医療勤務環境改善支援センター」(以下、支援センター)が始動した。改正医療法では、医療機関に対し、医師や看護師など医療従事者の勤務環境の改善措置を講じる努力義務を課しており、さらにそれを支援するための拠点となる支援センターの設置を… 2014/10/20 医師の職場環境
NEWS◎第2回「看護師特定行為・研修部会」開催 特定行為区分の再編案、「手順書」の中身を提示 研修のしやすさ考慮し21区分に細分化、41行為には依然反対の声も 特定行為に係る看護師の研修制度(以下、研修制度)実施に向け、具体的内容を検討する、厚生労働省「医道審議会保健師助産師看護師分科会 看護師特定行為・研修部会」の第2回会合が10月2日、開かれた(写真)。「特定行為区分」(案)について、これまでの14区分を21区分に細分化した案などが新た… 2014/10/07 コメディカル
リポート◎発がんや不妊・流産の危険性を指摘 抗がん剤曝露から医療者を守れ 厚労省が防止策を通知、閉鎖式器具の普及が課題に 抗がん剤を取り扱う医療者の曝露防止について、国が医療機関向けに通知を出した。欧米に遅れること10年。これを機に、医療者自身、そして医療機関の経営陣も、抗がん剤曝露のリスクについて改めて認識し、必要な防止策を講じることが求められる。… 2014/10/02 医薬品
NEWS◎厚労省「看護師特定行為・研修部会」初会合 特定行為研修、25年までに10万人以上養成へ 41行為は概ね了承、特定行為区分は見直しを検討 9月10日、厚生労働省「看護師特定行為・研修部会」(部会長:独立行政法人国立病院機構理事長の桐野高明氏)の初会合が開かれた(写真)。特定行為として提案されている41行為については概ね了承されたものの、特定行為区分に関しては、見直しを求める声が相次いだ。また、特定行為研修の養成規模… 2014/09/11 コメディカル
リポート◎30代からの看護師デビュー【後編】 「社会人ナース」をどう育てる? 画一的な新人教育からの脱却目指す、兵庫県立がんセンターの挑戦 兵庫県立がんセンター(兵庫県明石市)ではここ数年、毎年10人弱の社会人経験のある看護師を採用してきた。今年4月の入職者も、25人中6人が「社会人ナース」だ。 2014/09/09 コメディカル
短期連載◎ナースのための「障害年金」の知識・第4回【最終回】 精神疾患は「院外での様子」の正しい把握を 障害年金は、精神疾患でも受給することができます。しかしその手続きは決して簡単ではなく、請求が認められず不支給となるケースもよく見られます。これは、精神疾患の場合、検査数値のような明確な基準がなく、障害年金の対象となるかどうかの判断は、「具体的な日常生活状況等により、総合的に… 2014/09/04 コメディカル
リポート◎30代からの看護師デビュー【前編】 存在感増す、「社会人ナース」 増える看護師養成所の社会人入学、10月から給付金も拡充へ 一般大学卒業後や社会人経験を経て、看護師養成所に入り直す人が増えている。国は、給付金制度の拡充などで社会人入学を後押ししており、この傾向は今後も続きそうだ。安心して働き続けられるよう、医療機関側も新入職員の教育体制を見直す必要性に迫られている。… 2014/09/02 コメディカル
Aナーシング調査◎「特定行為に関するアンケート」結果 特定行為の研修「受けたい」が6割 研修対象者は「絞るべき」が57%、75%が「NPは必要」と回答 6月18日、医療介護総合確保推進法が成立し、2015年10月から「特定行為に係る看護師の研修制度」(以下、研修制度)がスタートすることが決まった。Aナーシングでは看護師会員を対象に、同制度に対する意識調査を実施。約6割が研修の受講に前向きな考えを示した。また、ナースプラクティショナー(… 2014/08/25 コメディカル
短期連載◎ナースのための「障害年金」の知識・第3回 がんでも障害年金の受給は可能!その条件とは? 大きな病気にかかったり、重いけがをした患者さんにとっては、健康の回復はもちろんのことですが、手術や入院費用などの治療費をどう工面し、療養のため働けない期間の生活費をどう確保するかということが切実な問題となります。… 2014/08/13 行政・制度
私の視点◎看護師50万人不足時代への提言 今こそ准看護師の養成が必要だ 赤枝恒雄(衆議院議員、医師) 今年6月、自民党国会議員による「地域を支える看護職員養成促進議員連盟」(会長:川崎二郎衆議院議員)が設立された。来るべき2025年に向けて、地域で働く看護職をいかに増やしていくか、その方策を検討するのが同議連の目的だ。解決策の一つとして提案されているのが、准看護師の養成促進。なぜ… 2014/08/04 組織
短期連載◎ナースのための「障害年金」の知識・第2回 障害年金を受けられるのはどんな患者さん? 病気やけがで医療機関を受診する患者さんの中には、経済的な不安を抱えている人も多いと思います。そんな患者さんの不安を少しでも軽くするために活用してほしいのが、この連載のテーマである「障害年金」です。… 2014/07/29 コメディカル
NEWS◎国際モダンホスピタルショウ2014 患者の映像を表示するスマホのナースコール 処置内容をその場で入力、電子カルテとも連携可能 インターホン機器の製造販売を手掛けるアイホンは今年9月、スマートフォンと連動したナースコールシステム「Vi-nurse」を発売する(写真1)。呼び出し時に患者の映像をスマートフォンの画面に表示したり、処置内容をその場で入力できる。7月16~18日に開催された「国際モダンホスピタルショウ2014… 2014/07/25 コメディカル
NEWS◎「Nurse Happy Collection」開催 現役看護師によるナースウェアファッションショー 「ナースを健康に」をテーマに若手看護師がイベントを企画 7月19日、都内ホテルでナースウェアのファッションショーが開かれた。最新ウェアを身にまとい、ランウェイを歩くのは現役の看護師。この日開かれた看護師向けイベント「Nurse Happy Collection」のプログラムの一つで、モデル役の看護師たちは、事前にプロのウォーキングトレーナーによる厳しいレ… 2014/07/21 コメディカル
NEWS◎国際モダンホスピタルショウ2014 看護師が考案した低価格喀痰吸引シミュレータ 患者家族や介護職員への効果的な指導・教育が可能に 現役の訪問看護師が考案した喀痰吸引シミュレータ「メディトレくん」が、今年2月に発売された(写真1)。喀痰吸引や経管栄養注入の練習に使う。発泡スチロール製で総重量が約1.4kgと軽い上、3万9800円(税抜き)と低価格なのが特徴だ。7月16~18日に開催された「国際モダンホスピタルショウ2014」… 2014/07/18 看護師
短期連載◎ナースのための「障害年金」の知識・第1回 病気やけがで働けず困っている患者さんはいませんか? はじめまして。今日から4回にわたり、病気やけがで働けない患者さん、日常生活にハンディキャップを持つ患者さんの強い味方となる「障害年金」という制度をご紹介します。 2014/07/15 コメディカル
日経メディカルCadetto特集「コメディカルと進め!」より 「上から目線」「八つ当たり」の医師に不満 日経メディカルCadetto2014年夏号の特集は「コメディカルと進め!」。若手医師に向けて、コメディカルスタッフとの付き合い方の基本を解説しました。その取材の一環として、医師とのコミュニケーションについて看護師に聞いたアンケートの結果をご紹介します。… 2014/06/27 看護師
リポート◎在宅復帰実現の切り札として注目 看護師が開設する「複合型サービス事業所」 訪問看護に「泊まり」「通い」を組み合わせ、在宅療養者を最期まで支援 入院患者のスムーズな在宅復帰を可能にする、「複合型サービス」に注目が集まっている。訪問看護とショートステイなどの介護サービスを一体的に提供することで、医療依存度の高い在宅療養者を最期までサポートする。事業所数はまだまだ少なく、看護師によるさらなる開設に期待がかかる。… 2014/06/24 在宅医療
速報◎医療介護総合確保推進法が成立 特定行為の研修制度、15年10月スタート 都道府県ナースセンターへの届け出制度も創設へ 6月18日、医療介護総合確保推進法(正式名称:地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律)が、参議院本会議で可決、成立した。 2014/06/18 コメディカル
Aナーシング調査◎「訪問看護に関するアンケート」結果 訪問看護に「興味あり」が53.4% 臨床経験年数については訪問看護師ほど「関係ない」と回答 訪問看護師として働くことに半数以上が興味を持っているが、一人で判断することの責任の重さや多職種との連携などをネックと感じている――。Aナーシングの看護師会員を対象に行った「訪問看護に関するアンケート」の結果から、こんな本音が明らかになった。… 2014/06/11 在宅医療
リポート◎セミナー「昨年1000カ所増えた訪問看護の今」より 新卒・若手採用に動き出す訪問看護界 ステーション急増の裏で、安易に開設し閉鎖に至るケースも 「昨年1000カ所増えた訪問看護の今 ~訪問看護を始めたい看護師・看護学生へ~」。こんなタイトルのセミナーが、5月18日、都内で開かれた。 2014/05/27 在宅医療
私の視点◎専門看護師と認定看護師、違いはどこに? 専門看護師は究極の“ジェネラリスト” 青木和惠(静岡県立静岡がんセンター副院長) 専門看護師が1000人、認定看護師が1万2000人を超え、医療現場にいることが“当たり前”の時代となった。それに伴い、新たな課題となっているのが、専門看護師と認定看護師の役割分担のあり方だ。 2014/05/14 看護師
NEWS◎静岡がんセンターの認定看護師教育 現場実践交えた「ポストCNプログラム」創設へ 8月開講、修了生には「エクセレントナース」称号も 静岡県立静岡がんセンターは今年8月、認定看護師(CN)を対象にしたポストCNプログラム「がん看護エクセレントプログラム(SCC)」を開設する。医療現場での実践研修を盛り込んだCNの継続教育プログラムで、修了生は「エクセレントナース(SCC)」を称することができる。SCCは、静岡がんセンター… 2014/04/21 看護師
リポート◎福島県の看護職確保策 看護師向け病院見学バスツアーが好評 2014年は44人が関東圏などから参加、既に就職も 福島県は今年2~3月にかけて、県外の看護職や看護学生などを対象とした「福島県病院見学バスツアー」を行った(写真1、2)。都内発着の1泊2日のツアーで、浜通り地方の病院と被災地である沿岸部(双葉・いわきエリア、相馬エリア)を見学する。震災翌年の2012年に開始し、今年で3度目となる。参加… 2014/04/15 看護師
NEWS◎災害看護の共同大学院 国公私立5大学による災害看護博士課程が開講 国際的リーダー育成へ、国際学術誌「HEDN」も創刊 4月5日、国公私立5大学院による新たな博士課程「共同災害看護学専攻」が開講した。高知県立大、兵庫県立大、東京医科歯科大、千葉大、日本赤十字看護大の5大学がタッグを組み、災害看護グローバルリーダー(Disaster Nursing Global Leader:DNGL[ディングル])の育成に取り組むもの。… 2014/04/14 看護師
NEWS◎14年度診療報酬改定の影響度 「病院ナースも訪問看護」の時代到来? 全国訪問看護事業協会 診療報酬改定セミナーより 3月30日、全国訪問看護事業協会は、都内で2014年度診療報酬改定セミナーを開催した。 2014/04/07 看護師
NEWS◎日看協の「看護職員実態調査」結果 20代、「仕事は看護職にこだわらず」が4割 職場への要望は給与UP・業務量軽減・休暇取得促進 20歳代のナースの4割は、看護職にこだわらず、興味・関心ある仕事がしたいと考えている――。3月18日に日本看護協会が発表した「2013年 看護職員実態調査」(速報)から、こんな結果が明らかになった。 2014/03/24 看護師
NEWS◎日看協の「看護職員需給状況調査」結果 新卒看護師の初任給は平均19万7689円 夜勤手当含む総額は平均26万2074円、前年度比1659円増 日本看護協会は3月18日、「2013年 病院における看護職員需給状況調査」(速報)を公表した。4月入職予定の新卒看護師の予定初任給は平均基本給が約20万円、諸手当を含む平均給与総額は26万円超で、平均給与総額は前年度比1659円増となることが分かった。… 2014/03/24 看護師
リポート◎看護師の特定行為 特定行為の研修制度、法制化へ 15年10月スタート、全国の中堅ナースの受講を想定 看護師の特定行為の実施に関わる制度が、今国会でようやく法制化される見通しとなった。当初は「特定看護師」という資格制度案も浮上したが、最終的にまとまったのは、手順書を使って誰でも安全に行えるような「研修制度」の創設だ。… 2014/03/17 看護師
シリーズ◎「働きやすい職場」はこう作る! Vol.3 専門性高い医行為やチームの連絡調整に看護師が専念 近森病院(高知市) 救急告示病院に指定されて以降、50年にわたり高知県内で最多の救急患者を受け入れてきた近森病院(高知市)。2011年には三次救急を担う救命救急センターの指定を受け、“救急の近森”の名は、全国の医療関係者に広く知られるところとなっている。… 2014/03/10 看護師
インタビュー◎2014年度診療報酬改定の影響は? 機能分化による業務負担増を懸念 福井トシ子氏(日本看護協会常任理事)に聞く 2月12日、中央社会保険協議会(中医協)において2014年度診療報酬改定案が取りまとめられ、厚生労働大臣に答申された。中医協に看護職の代表として参加していた福井トシ子氏(日本看護協会常任理事)に、今改定の看護現場に与える影響について聞いた。… 2014/02/26 看護師
NEWS◎新人看護職員研修ガイドライン 厚労省が改訂版公表、死後のケアを新規追加 中小医療機関向けに他施設連携による研修のあり方も提言 厚生労働省は2月24日、改訂版「新人看護職員研修ガイドライン」(以下、改訂版)を公表した。改訂版では、研修の到達目標に、新たに死後のケアに関する技術項目を追加したほか、到達の目安なども一部見直した。厚労省は、14年度から改訂版の活用を推奨する方針。… 2014/02/25 看護師
NEWS◎速報!2014年度診療報酬改定 7対1病床絞り込み、「機能強化型訪問看護ステーション」創設へ 看護師によるがん患者の心理的不安軽減のための指導も評価 2月12日、2014年度診療報酬改定の取りまとめ作業を行っていた中央社会保険医療協議会(中医協)は、改定案を田村憲久厚生労働大臣あてに答申した。 2014/02/12 看護師
シリーズ◎「働きやすい職場」はこう作る! Vol.2 日勤業務見直し「12時間夜勤」を実現 淀川キリスト教病院(大阪市東淀川区) 看護師の「働きやすさ」に配慮し、多様な勤務形態の導入などの策を講じる医療機関が増えているが、制度の導入自体を目的にしてしまうと現場でうまく機能しない。導入をきっかけに働き方を根本的に見直す発想が必要であり、それがひいては看護師の「働きがい」を生むことにもつながるようだ。昨秋開… 2014/02/07 看護師
シリーズ◎「働きやすい職場」はこう作る! Vol.1 「超短時間勤務制度」が離職防止に効果 大阪府済生会吹田病院(大阪府吹田市) 大阪府のベッドタウンとして知られる大阪府吹田市。ここに、「1日2時間×週1回」の超短時間から働ける職場がある。大阪府済生会吹田病院だ。 2014/01/31 看護師
NEWS◎看護師の特定行為 特定行為研修修了者、看護師籍へは登録せず “階層化”批判受け、研修機関の指定は15年10月から 今通常国会に法案の提出が予定されている「特定行為に係る看護師の研修制度」(以下、研修制度)。厚生労働省は当初、研修修了者を看護師籍に登録する方向で制度案を取りまとめていたが、研修修了者の名簿を同省に提出させる方法に改めることにした。… 2014/01/30 看護師
NEWS◎日看協「都道府県ナースセンター」登録データの分析結果 看護師の求人倍率は3倍超、10年で倍増 30代以下の登録者数減など事業の課題も明らかに 1月14日、日本看護協会は、看護職の無料職業紹介事業などを手がける「都道府県ナースセンター」(全国60カ所)の登録データの分析結果を公表した。2003~12年度までの10年間の求人倍率の推移や求職者層の変化、医療施設の求人動向などをまとめたもの。看護師の求人倍率は3倍超と依然高いことが判… 2014/01/17 看護師
リポート◎診療科イメージランキング:プライベート編 医師と結婚するならどの診療科? 看護師145人に調査、一番人気は総合診療・一般内科に 若手医師や医学生向けに医学専門情報を提供している日経メディカルCadettoではこの度、医師の診療科イメージについて、看護師と医師を対象とする調査を実施。その中から、看護師が選んだ「一緒に働きたい診療科」や「結婚したい診療科」を勝手にランキングしました。前回に引き続き今回は、プライ… 2013/12/30 その他
リポート◎診療科イメージランキング:職場編 一緒に働きやすいのは何科の医師? 看護師145人に調査、消化器外科、内科、整形が人気 若手医師や医学生向けに医学専門情報を提供している日経メディカルではこの度、医師の診療科イメージについて、看護師と医師を対象とする調査を実施。その中から、看護師が選んだ「一緒に働きたい診療科」や、「結婚したい診療科」を勝手にランキングしました。今回はその中から、「一緒に働きた… 2013/12/27 その他
リポート◎専門/認定看護師の同行訪問 褥瘡、緩和ケアのノウハウ“出前”します 訪問看護師に同行し在宅患者に専門的ケアを提供 病院などに所属する専門/認定看護師の専門知識を、院内だけでなく地域でも活用してもらうという取り組みに注目が集まっている。訪問看護師と一緒に患者宅に出向き、療養上の留意点やケアのポイントについて専門的なアドバイスを行うもので(写真)、2012年度診療報酬改定において保険点数(在宅… 2013/12/25 看護師
インタビュー◎どうなる?これからの看護界 「特定行為の研修、早ければ15年度にもスタートへ」 岩澤和子氏(厚生労働省医政局看護課長)に聞く 来年の通常国会において医療法等の改正案が通れば、特定行為に係る看護師の研修制度が創設される見通しです。制度創設の意義などについて、岩澤和子氏(厚生労働省医政局看護課長)に聞いた。 2013/12/20 看護師
インタビュー◎どうなる?これからの看護界 「看護現場にはもっと達成感が必要だ」 石田昌宏氏(参議院議員・看護師)に聞く 2013年7月の参議院議員選挙に自民党から出馬し、初当選しました。今、看護の現場で最も課題だと思っていることは何でしょうか。 2013/12/16 看護師
インタビュー◎どうなる?これからの看護界 「キーワードは『専門特化』と『総合化』」 印南 一路氏(慶應大総合政策学部教授)に聞く わが国は2008年以降、人口減少時代に突入しました。一方で、この先20年以内に高齢化率は30%を超えます。人口は減っても、受診率の高い高齢者数の減少はわずかなので、医療ニーズは当面減らず、むしろ地域や疾病によってはニーズが増すところもあるでしょう。… 2013/12/13 看護師
インタビュー◎どうなる?これからの看護界 「『特定看護師』の現場実践に手応え」 草間朋子氏(日本NP協議会会長、東京医療保健大副学長)に聞く 大分県立看護科学大大学院に、日本初のナースプラクティショナー(NP)養成コースを開設して5年。NP養成大学院の数も増え、修了生の活躍が目立つようになってきました。 2013/12/11 看護師
リポート◎日本看護科学学会学術集会より 診療報酬で看護技術をどう評価すべき? 「人工呼吸器関連肺炎予防ケア」など評価の体系化目指す 専門的な知識や技術を要する「看護ケア技術」を、診療報酬で適正に評価してもらうため、ある研究が進んでいる。 2013/12/10 看護師
インタビュー◎どうなる?これからの看護界 「訪問看護に求められる“予防的”視点」 秋山正子氏([株]ケアーズ白十字訪問看護ステーション統括所長)に聞く 2012年度診療報酬改定の前後で、訪問看護事業所は5500カ所から7000カ所に増えました。数の増加は歓迎すべきことですが、一方で、過疎地では未だにサービスが不足しています。また、都市部でもリハビリテーションに特化した事業所の新設が目立ち、24時間対応の訪問看護サービスはまだまだ不足してい… 2013/12/09 看護師
リポート◎日本看護科学学会学術集会より 乳がん看護認定看護師の活動実態が明らかに 大半が通常業務の合間や勤務時間外に活動 千葉大学大学院看護学研究科付属看護実践研究指導センター特任助教の大野稔子氏らは12月7日、大阪で開催された第33回日本看護科学学会学術集会で、乳がん看護認定看護師教育課程修了生を対象に行った活動状況の調査結果を発表した。… 2013/12/09 癌
リポート◎NP協議会研究会より NP誕生に向け看護界も“戦略”を 元厚生労働事務次官、辻哲夫氏が講演 11月30日に開かれた第2回日本NP協議会研究会では、元厚生労働事務次官で東大高齢社会総合研究機構特任教授の辻哲夫氏が特別講演に登壇。超高齢社会の医療政策の方向性として地域包括ケアシステムについて解説した上で、病院医療中心の「治す医療」から、「予防し治し、支える医療」への転換の必要… 2013/12/08 看護師
第33回日本看護科学学会学術集会から “特定看護師”の悩みと課題 活動が始まったとはいえ、医療現場においてはまだまだ超少数派の“特定看護師”――。12月6日から大阪で開催された第33回日本看護科学学会学術集会の交流集会「“特定看護師”のかかえる課題および支援体制について考える」では、大学院でのNP(診療看護師)養成課程を修了した特定看護師や受け入… 2013/12/07 コメディカル
リポート◎NP協議会研究会より “特定看護師”が実践報告 検査オーダーの提案から手術助手まで、幅広く実施 11月30日、都内で第2回日本NP協議会研究会が開かれた。同協議会は、NP(診療看護師)養成のための大学院教育を推進し、NPの制度化に向け取り組んでいる。現在、全国に7校の養成大学院があり、院生や修了生は厚生労働省の特定行為に関する養成・業務の試行事業に参加する形で、特定行為を含んだ実… 2013/12/06 看護師
インタビュー◎どうなる?これからの看護界 「増える専門看護師の活躍に期待」 片田 範子氏(兵庫県立大大学院看護学研究科長、日本看護系大学協議会代表理事)に聞く 専門看護師の登録者数が、ようやく1000人を超えました。専門看護師は大学院修士課程修了が前提の資格であり、大学院が増えないことには養成できません。認定が始まった1998年当初は教育機関が全国に数校しかありませんでしたが、看護基礎教育の大学化に伴って大学院も徐々に増え、2013年には専門看… 2013/12/06 看護師
インタビュー◎どうなる?これからの看護界 「認定看護師の位置付けを再考したい」 井部俊子氏(聖路加看護大学学長)に聞く 最近、ご自身で「認定看護師(Certified Nurse:CN)をジェネラリストと考えてはどうか」との見解を示された、聖路加看護大学学長の井部俊子氏。 2013/12/04 看護師
「高度実践看護師」活躍の将来像は? 東医歯大でシンポ、外来での独立した看護実践に期待 11月17日、東京医科歯科大でシンポジウム、「高度実践看護師を核とした新たな医療提供システムへの提言」が開かれた(写真)。 2013/12/03 看護師
インタビュー◎どうなる?これからの看護界 「病院から地域へ、看護のパラダイムシフトが必要」 坂本すが氏(日本看護協会会長)に聞く 2013年6月、日本看護協会は「看護の将来ビジョン」を策定すると発表しました。その背景や狙いを教えてください。 2013/12/02 看護師
医療の質・安全学会のパネルディスカッションから 看護師の労働環境改善は「やりがい」に帰結 業務見直しや勤務体系多様化など民間病院の事例を紹介 2013年11月23・24日に都内で開催された第8回医療の質・安全学会学術集会では、パネルディスカッション「医療分野の『雇用の質向上』に関する報告書と労働環境の改善の推進について」を開催。民間病院による労働環境改善の事例が紹介され、「労働環境を改善すると、医療者がやりがいを持って働ける… 2013/12/02 医療の質