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株式会社油井コンサルティング

ドクターソフト

「オープン」の理念に基づき
安価で高性能なシステムを実現

株式会社
油井コンサルティング
代表取締役
油井 敬道 氏

 油井コンサルティングの『ドクターソフト』のコンセプトは、「医療情報のすべてを一か所に集めた上で、データを再利用する」というもの。多くの電子カルテでは、最終的なアウトプットを想定して、病院用、調剤用といった何種類ものデータベースを設計しているが、『ドクターソフト』はデータベースの構造から大きく違っている。

 「患者や診療の記録すべてを、用途を限定することなく生のままでデータベースに蓄積していることが最大の特長です。そうして医療情報を一元管理した上で、患者管理、レセプト、検査などの業務別のミドルウエアによってデータを再利用するという仕組みを採用しています」と、油井敬道社長は説明する。

 その大きなメリットは、長期的なスパンで利用できるということ。生のままのデータを保存するため、20 年後、30 年後にもデータが利用可能となり、今後予想される法改正や保険制度の変革にも柔軟に対応できる。一方で、医療機関の規模にかかわらず、同じソフトで利用できるのも強みだ。

 「ドクターソフトの理念は『オープン』であることです」と語るように、他社製品との連携や、既存のシステムを生かしながら『ドクターソフト』を導入することも可能だ。さらに、一般に市販されているパソコンと周辺機器で動作するため、コスト面でも非常に有利である。そうした点が高く評価され、現在では小規模な診療所・調剤薬局から600床の大病院まで、数多くの医療機関で稼働しており、OEMによる提供を含めるとそのシェアは群を抜いている。同社はサポート体制にも特長がある。なかでも同一地域で複数の販売会社が取り扱っているという体制は珍しいが、その理由について油井社長は次のように説明する。

 「販売会社の対応を見て、お客様がいつでもサポート先を切り替えられるようにしているのです。競争原理を働かせることは当然のことで、複数ディーラーや相見積もりというのは一般企業ならば当たり前ではないでしょうか。これも、『オープン』という理念に基づいたもので、すべてはお客様に安心感を持って使っていただくためのやり方です」。

 さらに、セキュリティ面では、ソニーのICカード技術「フェリカ」に対応している点に注目したい。これは、手持ちのIC カードを一度登録しておくだけで、以後は読取機にカードをタッチするだけで、いちいちID やパスワードを入力することなく、一瞬でシステムのログイン・ログアウトが完了できるという機能である。これにより、「ログアウト操作が面倒だから、そのままパソコンを離れた隙にデータを盗み見られた」という事故を未然に防ぐことが可能になる。フェリカ対応のカードならば、スイカ、エディ、パスモ、イコカなど、さまざまなカードが利用可能。おさいふケータイ対応の携帯電話にも対応している。

 「このような一見地味な機能こそ、意外に開発コストがかかります」と述べているが、こうした細かい部分で改良を続けた結果、現在の『ドクターソフト』があるのだろう。