中小規模の医療機関に求められる複合機とは

電子カルテやオーダリングシステムに代表されるように、医療機関でも電子化は進んでいる。IT導入の流れは加速しているものの、全面ペーパーレス化されるわけではなく、紙は依然として重要な役割を担っている。それはオーダリングシステムにおけるオーダー情報のプリントアウトといった情報システムでの用途のみならず、中小規模の医療機関では、患者にとってより身近な場面でも活用される。

たとえば、診療カレンダーや予防接種の案内などの告知や、待合室の掲示板や受付横の壁に貼りだされるお知らせなどは、どんな医療機関でも目にするものだろう。簡単な健康に関するパンフレットや調剤薬局、駐車場の地図などの配布物を手にすることも多いはず。

スタッフ同士のコミュニケーションや情報共有などでも、印刷したものを壁に張り出してしまえば、パソコンを開かなくても確認できる。多忙を極めるスタッフにとって、これは大きなメリットだろう。

当然こうした文書は事務所のパソコンで作成・印刷することになる。特に壁に貼りだす告知物は、高齢者が間近まで近づかなくても読めるよう、A3などより大きな用紙、大きな文字で印刷できなければならない。もちろん読みやすくするため、文字やイラスト・写真や図などを綺麗に印刷することも必要だろう。また、法令や制度、使用する薬品、医療機関内の体制などに変更があった際は、素早く印刷する必要もある。

加えて、特に中小規模の医療機関にあてはまるのが、手狭な事務スペースを有効活用できるコンパクトなOA機器が必須ということだ。レイアウトの関係から、プリンタをパソコンから離れた場所にしか設置できないケースも発生しうるだろう。さらに限られた予算のなかで、初期導入コストをなるべく低く抑えることは言うまでもない。

中小規模の医療機関に求められるプリンタの条件とは、本体のサイズがコンパクトでありつつ、FAXやコピー、スキャナなどの他のOA機器も統合されていることが前提となる。さらに印刷品質が高く大きな用紙にも印刷可能なこと。そして設置場所の自由度の高さや初期導入コストの低さも欠かせない。


カラーA3サイズで印刷より見やすく、よりわかりやすく

こうした医療機関のニーズを満たす製品が、プリンタ、コピー、スキャナ、FAX機能を備えながら、コンパクトなブラザーのA3対応カラー複合機「MFC-6490CN」だ。

利用案内や診療カレンダーなど、同じ内容であってもA3用紙に大きく印刷すればより伝わりやすくなる。また、近年強く要求される情報公開をはじめ、倫理規定や自主行動基準の提示など、スタッフ向けの告知もA3サイズで大きく貼り出すことで今まで以上に推進できる。A4複合機を導入している場合、いちいち外部の印刷サービスを利用しなければいけないが、同製品であれば事務所ですぐに印刷することができる。

調剤薬局や駐車場の地図などの各患者への配布物や院内の書類など、かさばらないようA4サイズで用意した方がよいものを印刷する場合も、MFC-6490CNはA4用紙とA3用紙を同時にセット可能な「2段記録紙トレイ」を搭載しているため、いちいちトレイを交換したり、手差しトレイをセットしたりする手間も無用だ。

MFC-6490CNはインクジェット方式を採用し、印字品質の高さも持ち合わせている。黒インクには小さな文字でもにじみにくい新顔料系インクを採用。カラーも、高性能なカラーマッチング、およびインクの着弾精度を向上したプリントエンジンによって、4色インクにもかかわらず6色インク並みの色表現を実現している。同製品ならば、イラストや写真がきれいに印刷された見やすいパンフレットや地図を作成可能だ。たとえば病院の案内図でも、精細な建物の見取り図に加え、各施設や担当医師の顔などもふんだんに盛り込め、病院のホスピタリティをより向上させられるだろう。

A3サイズへの対応はスキャナにも及んでいる。紙で残されている過去のカルテや論文などを、スキャンしてデジタルデータとして保管したい場合、A3サイズの紙文書であっても一度に取り込める。また、スキャナはA3対応コピーとしても利用できるので、雑誌の関連記事やメーカーから届けられたカタログなども見開きを1度にコピーできる。A4対応スキャナの半分の手間で済むのは大きなメリットだ。


世界最小サイズと無線LANで手狭な事務所でも設置可能

MFC-6490CNはプリンタとコピー、FAX、スキャナを1台に統合したA3対応のカラー複合機にもかかわらず、幅54.0cm×奥行48.8cm×高さ32.3cmという世界最小(※)サイズとなっており、多機能とコンパクトさを両立している。無線LAN対応もポイントの1つだ。FAXとして利用する際には、電話線との兼ね合いからパソコンとは離れたところに設置しなければならないことも多い。しかしUSBコードやLANケーブルを引けないような場所であっても、無線LANを利用することでFAX用の回線だけ気にすれば設置が可能になる。利便性の良さを優先して設置できることで、事務所の空間を有効に活用できるだろう。配線も少なくなるため、ホコリが溜まりにくいなど衛生面でのプラス要因も少なくない。出力やスキャンなどの動作音も小さいため、室内を静かに保てることも医療機関では大きなメリットだ。


中小規模の医療機関のニーズにマッチしたA3カラー複合機

MFC-6490CNは、中小規模の医療機関がOA機器に必要とする機能の多くを1台でカバーすることができる、最適なカラー複合機になっている。今回取材に協力していただいた診療所スタッフも、MFC-6490CNで印刷した患者に向けた診療内容の告知や配布物、スタッフ向けの掲示物などを目にすると、「普段掲示しているA4モノクロの印刷物に比べて大きくて見やすい」「カラーで印刷されていると診療所の雰囲気が明るくなる」「パソコンの場所に関係なく置けるならもっと事務所のレイアウトが工夫できる」など、MFC-6490CN導入で得られるメリットを予感させるコメントをくれた。

このように充実した機能と性能を持ちながら、本体価格が5万円台であるため、初期導入コストを低く抑えられる。加えて、メンテナンスの容易さなどにより、ランニングコストも少なく済む。医療機関の経営が厳しさを増すなか、コスト面でも大きなメリットをもたらすだろう。

MFC-6490CNは、中小規模の医療機関において、利用する患者はもちろんのこと、そこで働くスタッフにも、より充実したホスピタリティを提供できるA3カラー複合機である。

※A3カラー複合機におけるサイズ比較。2008年3月時点。ブラザー調べ


A3カラー複合機「MFC-6490CN」の製品特長が約3分でわかるブラザーオフィシャルサイト。製品特長を解説するFlashムービーや製品を360度回転できる3Dビューにより、本製品をグラフィカルに理解できます。


JUSTIO「MFC-6490CN」ITmediaサイト


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