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日本医科大学健診医療センター所長 石原圭一先生がPET画像診断フォーラムのメンバーに参加されました。

 この度, PET 画像診断フォーラムのメンバーに参加させて頂きました 日本医科大健診医療センターの石原圭一です。

 日本医科大学では、本年2月に付属病院の近隣に「日本医科大学健診医療センター」を開設しました。

 健診医療センターは PET 検査を中心とした画像診断施設として,日本医科大学付属病院を中心に近隣の医療機関と連携して癌診療の充実と癌検診による癌の早期発見に取り組んでいます。

 施設の概要としては,建物構造は地下1階地上3階で診療所部分の床面積は1,837m²、地下1階にはサイクロトロンおよびポジトロン標識製剤を合成するホットラボが配置され,FDGのみならずC-11,N-13標識製剤の合成にも対応しています。フィリップス社製Gemini GXLと島津社製SOPHIA SET-3000GCT/Xの2台のPET-CTが導入されています。Geminiには16ch MDCTであるBrillianceが装備されており,全身の低線量CT撮像が吸収補正に必須のため,癌が確定している病期診断や再発診断で使用しています。また,島津社製SOPHIAは外部線源による吸収補正を採用し,CTは必要な場合にのみ追加できるよう設計されており,健診者あるいは確定診断などで使用し,癌が確定していない被検者の被曝を抑えるよう努めています。

 両者とも高感度のGSOクリスタルの検出器が搭載され,2.96MBq/kgと従来の8割の投与量でも15分程度と従来の半分の検査時間で全身のデータ収集が実現されています。Brillianceでは,搭載された心臓に特化したプログラムにより16列でも良好な冠動脈CTA像が得られ,Heart Fusion によりPET像と冠動脈CTAの融合も可能となっています。

 現在は週2日程度でviability診断目的の心筋PET検査を施行していますが,今後はアンモニアなどの血流製剤による負荷検査も視野に入れ,心臓領域のPET検査を積極的に推進していく予定です。