・現病歴
 半年前の職場検診で「胃粘膜不整」にて精密検査を指示されたが、経口内視鏡検査を拒否し放置していた。その後、事業所内の診療所の看護師が、経鼻内視鏡検査は苦しくないことを説明した結果、納得して当院を受診。経鼻内視鏡検査(フジノン東芝ESシステム社製EG-530Nスコープ)で、胃異常所見を指摘された。
・内視鏡所見
 胃体中部前壁からやや大弯に、不整なすう壁集中所見をみとめ、IIcと考えられた。色素散布し、病変より生検施行。しかしgroup IVという異型度であったため、ご本人に説明し同意を得て、精密検査の意味で1週間後に経口内視鏡検査(オリンパス社製Q-260スコープ)を施行。生検再検でgroup V。
・経過
 生検では腺癌を認めた。診断は早期胃癌(IIc)と診断し、幽門側胃切除術施行。治癒切除された。

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