このDVDでは、医療スタッフとしてふさわしい身だしなみやあいさつ・表情といった基本的なマナーから、無意識のうちに患者さんを不快にさせている行為などを、NG例を交えながら分かりやすく解説します。また、待ち時間や会計などに関するクレームに冷静に対応するためのポイントもご紹介します。さらに、自己中心的な患者や、金銭を不当に要求してくるような問題患者にどのように対応していくのかを、実例に基づいた映像を通じて学べる内容となっています。自院の医療スタッフの教育や新人研修、トラブル発生時の対応策の検討などにご活用ください。
患者さんが病院を訪れて最初に接するのは事務職員や看護師です。そこでのファーストインプレッションが病院の印象を決めます。第1章を見てプロフェッショナルの「接遇・マナー」スキルを身につけましょう。
OKな身だしなみと、NGな身だしなみの対比から、医療スタッフとして適切な身だしなみをチェック。
受付を訪れた患者さんに事務職員が対応しているシーンから、目線・体の向き・表情・声のトーンなどをチェック
「事務的」「ながら動作」など患者さんに不快感を与える態度・動作をNGシーンから確認して、心がけるべき所作をチェック
高齢の患者さんに向かって子どもに接するように話かけたり、「クッション言葉」なしに話かけたりと、ありがちなNGシーンから、正しい言葉づかいをチェック
ワンコールで受話器をとる、保留は30秒以内など、患者さんからの問い合わせに適切に対応するためのポイントをチェック
休憩中の大声でのおしゃべりや患者さん以外の来訪者に対する振る舞いなど、無意識のうちに患者さんを不快にさせていないかをチェック
待ち時間や会計ミスなどに関する発生しがちなトラブルに冷静に対応するための注意点とポイントをチェック
こんな対応がトラブルに発展!3つのケースから適切な対応術をドラマで解説!
医療機関側の不用意な対応でトラブルになった場合の対応術を解説します。不誠実な対応がもとで、些細な苦情が大きなトラブルに発展する恐れがあります。「お宅の対応はひどすぎる。詫び状を持ってこい」などと言われる状況にならないためにも、適切な対応が必要不可欠です。
自己中心的な態度や暴言を繰り返す患者への対応策を解説します。「おれを一番に診察しろ」「顔を見たくない」「担当を変えろ!」などと言われることは、スタッフに大きなストレスとなります。誠意を尽くして対応しても不当な要求を繰り返す患者に対しては、毅然とした対処をすることが肝心です。
医療機関側のミスを盾に不当な要求をしてくる患者への対応策を、ある医療機関で実際に遭遇したケースをもとに解説します。「マスコミや保健所に言いふらしてやる」と恐喝してきた場合や、患者が金銭を不当に要求してきた場合には、どのように対応するのがよいでしょうか。対応のポイントを整理します。
数多くの病医院で“接遇研修”と“トラブル対応”を手掛ける“プロ”が監修
名南経営コンサルティング
マネジメントコンサルティング事業部
人材開発支援チーム マネージャー
水谷マミ氏
専門分野は、接遇マナー・CS(Customer Satisfaction)・コミュニケーション。医療機関を中心に、福祉施設、サービス業(小売店舗、サロン)など多岐にわたる業界の支援を行っている。
大阪府保険医協会
事務局 次長
尾内康彦氏
79年大阪府保険医協会に入局。税務経営や政策調査などの担当を経て、現在は組織全般を担当。会員医師のよろず相談に、担当の枠を超えて多数対応し、年400件以上の医療機関トラブルの相談に乗り、「なにわのトラブルバスター」の異名を持つ。