抗インフルエンザ薬のタミフルおよびリレンザの世界最大の消費国である日本では、耐性ウイルスが増加する危険が指摘されている。2010年8月時点で国立感染症研究所がまとめたデータによると、耐性の指標となるH275Yの突然変異が見つかったウイルスは、パンデミックインフルエンザ(A/H1N1pdm)ウイルス分離株の1.0%だった。感染研によると、これまでのところ日本では、ノイラミニダーゼ阻害薬に対する感受性が低下したA/H1N1pdmウイルスの検出頻度は増えていないが、引き続き調査が必要であるとしている。

ログインして全文を読む