第1選択的治療は、SSRIによる薬物療法、あるいはCBTである。わが国では、パロキセチン塩酸塩水和物と、フルボキサミンマレイン酸塩などのSSRIがSADの適応を有している。SSRIには再発予防効果も期待され、少なくとも1年間の服薬継続が推奨されている。パフォーマンス限局型の場合には、プロプラノロール塩酸塩などのβ遮断薬や、アルプラゾラム、クロナゼパムなど高力価のベンゾジアゼピン系薬剤などが推奨されている。治療的動機づけが十分で当初から導入可能な場合、明らかな併存症がない場合、患者が薬物療法を望まない場合、児童思春期の場合、妊娠している場合などは、CBTが第1選択となる。

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