診断名を伝え、医学的な治療の意義について説明する。患者の背景と病態を理解し、治療方針を立てるために、少し時間をかけて、既往歴、家族歴、現在の状態に至る流れ、病前性格、適応状態、睡眠状態などを聴き出す。軽症うつ病――機械的に抗うつ薬を処方せず、休養を勧め、可能な環境調整を行う。併せてうつ病に対する心理教育、心理的なサポート、簡単なカウンセリングを行うことが推奨される。以前にある程度重いうつ病の既往があり、そのときに抗うつ薬が有効であったのなら、用いたほうがよい。抑うつ状態が悪化する兆しがあれば、直ちに抗うつ薬を用いる。

ガイドライン外来診療◆うつ病の画像

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