甲状腺中毒症の症状緩和にはβ遮断薬を使用する。抗甲状腺薬(チアマゾールとプロピルチオウラシル)は低頻度だが重篤な副作用を起こすので、必要のない患者に投与しないよう原因の診断をつけてから使用する。抗甲状腺薬投与開始時には無顆粒球症について説明し、発熱・咽頭痛時の服薬中止と医療機関受診を指示する。バセドウ病にはチアマゾールが第1選択である。妊娠初期や挙児希望の場合、授乳中はプロピルチオウラシルを使う。十分量で始めて漸減する。小児ではプロピルチオウラシルは重症肝障害のリスクがあり禁忌である。薬物療法以外に放射性ヨード内用療法と手術療法がある。

ガイドライン外来診療◆甲状腺機能異常症の画像

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