急性肝炎……劇症化の徴候がない場合は、安静にて対症療法を行う。B型肝炎で重症化、遷延化例では核酸アナログ製剤(ラミブジン、エンテカビル水和物)を投与する。エンテカビル水和物はHIVの耐性ウイルスを誘発するので、HIV重感染時には使用してはならない。C型肝炎で遷延・慢性化の徴候がある場合はIFN投与が有効で、90%以上の確率でウイルス排除が得られる(保険適用外)。肝予備能低下が予想される症例では、専門施設における治療が必要で、肝移植の適応を検討しつつ、ステロイドパルス療法、抗ウイルス療法、人工肝補助療法(血漿交換、持続濾過透析など)が行われる。

ガイドライン外来診療◆肝炎・肝硬変の画像

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