FDは基本的には良性の疾患で生命予後は良好であり、治療の目標は、自覚症状の改善および消失、QOLの向上である。初期治療として、酸分泌抑制薬や消化管運動機能改善薬が第1選択薬として推奨され、さらに漢方薬、抗うつ薬、抗不安薬、心理療法なども有効であることが示されている。H.pylori除菌でディスペプシア症状の改善が得られることがあり、除菌治療も治療選択肢の1つとして有用である。運動機能改善薬については2013年6月にアコチアミド塩酸塩水和物が発売され、わが国で唯一、FDに対して保険適用薬となっている。

ガイドライン外来診療◆機能性ディスペプシアの画像

ログインして全文を読む