治療の開始時期と終了時期に関するエビデンスはいまだない。慢性経過をとる疾患でもあり、患者とのコミュニケーションが重要である。治療導入前は、画像上の悪化や症状が出現するかどうかを経過観察する。若年者ではあまり症状がない時点でも治療を考慮する場合がある。治療期間中は、喀痰検査、症状の改善、画像所見の改善などを目安にして治療効果を判定する。治療期間は菌陰性化後1年以上継続する。有害事象についても十分な配慮が必要とされる。治療後にも数カ月に一度は胸部画像をフォローし、再発するかどうかを慎重に経過観察する。M.kansasii症の場合には積極的に治療を行う。

ガイドライン外来診療◆非結核性抗酸菌症の画像

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