世界一ともいわれる医療制度を作り上げた日本に、欧米のガイドラインは適用できない。また、高齢者の肺炎は、加齢に伴う脳血管障害に伴う誤嚥によると考え、マイルドな治療を選択すべきと考える。定型肺炎の主要起炎菌である肺炎球菌を第1に考慮し、肺炎球菌ワクチンを用いた予防に力点を移すべきである。入院を要する高齢者のCAPの起炎病原体として、肺炎球菌の頻度が高く、かつマイコプラズマの割合が減少するので、常に肺炎球菌性肺炎を意識して治療方針を立てる。高齢者において、施設の耐性菌蔓延状況によっては多剤耐性菌の関与を考慮する。

ガイドライン外来診療◆肺炎(市中肺炎)の画像

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