気道感染症の治療では抗菌薬の適応の検討と対症療法が中心になる。普通感冒型では抗菌薬は原則不要である。いったん軽快傾向にあった症状が再増悪する場合は細菌感染の合併を考える。急性鼻・副鼻腔炎型もほとんどの場合、抗菌薬は不要である。抗菌薬の適応は、(1)鼻炎症状が7日以上持続し、かつ頬部の(特に片側性の)痛み・圧痛と、膿性鼻汁がみられる、(2)非常に強い片側性の頬部の痛み・腫脹、発熱がある場合(症状の持続期間にかかわらず)のどちらかである。症状が強い場合、鼻汁のドレナージも重要なので、ステロイド点鼻薬も併用する。

ガイドライン外来診療◆かぜ症候群の画像

ログインして全文を読む