アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)の作用とともに、ナトリウム利尿ペプチドの分解酵素である中性エンドペプチダーゼ(NEP)のネプリライシンを阻害する作用を有するアンジオテンシン受容体・ネプリライシン阻害薬(ARNi)のLCZ696。今、同薬剤が持つ臓器保護作用に注目が集まっている。第39回日本高血圧学会総会(9月30日〜10月2日、仙台開催)のミニシンポジウム「新規降圧薬の開発は必要か〜高血圧の治療のアンメットニーズ〜」で熊本大学大学院生命科学研究部腎臓内科学の向山政志氏は、ARNiによる腎臓、心臓などの保護作用に関する最近の知見をレビューした。

LCZ696は降圧とともに腎障害や心不全を改善の画像

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