第39回日本高血圧学会総会のシンポジウムで旭労災病院の木村玄次郎氏は、SGLT2阻害薬が持つ降圧機序に関する最新の知見を紹介した。同薬による降圧は主にループ利尿作用によるものであり、降圧を介した血行動態系の改善に代謝系の改善が加わることで、糖尿病患者の心血管リスク抑制が期待されるという。また一部で報告されている脳卒中の増加は、他の利尿薬との併用によって過度の脱水や血圧低下が生じ脳梗塞に至った可能性があることから、「SGLT2阻害薬と他の利尿薬の併用は避けた方がよい」と指摘した。

SGLT2阻害薬の降圧はループ利尿作用によるの画像

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