「インスリンが中止できないので看護師のいない施設へは送れない」「家族も認知症のため治療の介入が難しい」「インスリン注射をしているというだけで断る老人ホームがある」。これらは、認知症を合併した糖尿病患者の診療に当たっている医師が「困っている事例」として挙げた一例に過ぎない。糖尿病と認知症研究会(植木彬夫代表・東京医科大学八王子医療センター医療情報室室長)では、糖尿病人口の増加と高齢化に伴う諸問題、特に認知症の実態把握に乗り出した。

認知症を合併した糖尿病患者への支援、まず何をすべきかの画像

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