妊娠糖尿病(GDM)の定義と診断基準の変更により、GDM例は約4倍に増加すると考えられるが、妊娠中の母児の周産期合併症の減少、母体の将来の糖尿病、メタボリックシンドロームの予防、児の将来の糖尿病、メタボリックシンドロームの予防が期待できること、最近世界的に統一された基準とわが国の基準がそろうことで同じ土俵で議論できるようになったことから、2010年6月の日本のGDM診断基準の改訂には重要な意義がある──。岡山大学産科・婦人科学教室教授で、妊娠糖尿病診断基準検討委員会の委員長を務めた平松祐司氏は、2月18日〜19日に福岡市で開催された第45回糖尿病学の進歩のシンポジウムでこう強調した。

日本の妊娠糖尿病診断基準改訂の意義とはの画像

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