特発性肺線維症(IPF)は高度な線維化により呼吸機能低下を来す進行性疾患で、予後不良である。その原因は不明であり有効な治療法は確立していないが、複数のチロシンキナーゼ受容体により活性化されるシグナル伝達系が病態に関与することから、それらの受容体に対する阻害薬が注目されている。チロシンキナーゼ阻害薬のnintedanibがプラセボと比べ、努力肺活量(FVC)の低下を有意に抑制することを、英国University of SouthamptonのLuca Richeldi氏らがNEJM誌電子版に2014年5月18日に報告した。

チロシンキナーゼ阻害薬nintedanibが特発性肺線維症の呼吸機能低下を抑制の画像

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