その夜、研修医の友野は自宅に帰ってから一睡もできなかった。都留先生が助けてくれたからよかったものの、あのままだったら患者は死んでいた。自分の慢心からくるミスで危うく患者を死なすところだった。改めて、「怖い」と思った。自分には医者を続けることができるだろうか―。

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