近年、増加傾向を示す末梢動脈疾患(PAD;Peripheral Arterial Disease)は、全身の動脈硬化性疾患の一部分症として、冠動脈疾患や脳血管障害と同等の重要性をもつと共に、重症下肢虚血の予後が極めて悪いことから、早期発見・早期治療の重要性が指摘されている。しかし、内科的治療に抵抗する症例や手術適応のない症例も少なくない。こうした症例における下肢切断を予防し、ADLを改善する治療の1つが神経ブロックである。そこで、NTT東日本関東病院ペインクリニック科部長の大瀬戸清茂氏(写真)に、末梢血行障害に対する神経ブロックの実際と有効性について解説していただいた(日経メディカル別冊)。

末梢血行障害9例にSCSを試み、7例に良好な効果の画像

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