日本人脳梗塞症例を対象とした大規模臨床試験CSPS 2(Cilostazol Stroke Prevention Study 2)では、シロスタゾールとアスピリンが比較され、脳卒中再発抑制効果は、シロスタゾールの方が有意に高いことが示された。シロスタゾールの有効性には、単に抗血小板作用だけでなく、血管内皮保護作用も関与していると考えられている。そこで、その機序を解明するため、大阪大学大学院神経内科学脳循環研究室(脳卒中センター)の大山直紀氏らは、高血圧自然発症ラット(SHR)を用いて、脳血管内皮機能に対するシロスタゾールとアスピリンの効果を比較検討し、その結果を、米ロサンゼルスで開催された国際脳卒中学会(ISC2011)で報告した。

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