以前から、日本人は欧米人に比べ脳出血の発症が多いとされてきた。そこで、抗血栓療法における出血イベントの発症率を調べるため、国内19施設が参加してBAT(the Bleeding with Antithrombotic Therapy)研究が行われている。国立循環器病研究センター病院脳血管内科医長の豊田一則氏は、欧州脳卒中学会(ESC2010)で、BAT研究を通して、心房細動患者の脳梗塞発症リスク評価に有用とされてきたCHADS2スコアが、ワルファリン使用者の脳出血リスク評価にも有用であったと報告した。

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