脳梗塞患者では25%程度に脳の微小出血(MB:microbleeds)がみられると言われている。しかし、脳梗塞症例において、MBが頭蓋内出血のリスクを増加させるか否か、あるいは微小血管の損傷を促進させるか否かは明確にされていない。そこで、ベルギーのルーヴェン大学病院神経科のVincent Thijs氏らは、抗血栓薬による治療を受けているTIAあるいは脳梗塞症例を追跡し頭蓋内出血の長期リスクを評価した。その結果、TIA・脳梗塞症例の微小出血は、脳卒中再発率を高めるが独立した予測因子と言えないことが分かった。2009年2月、米サンディエゴで開催された国際脳卒中学会(ISC2009)で報告した。

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