一般外科領域の肺血栓塞栓症(PE)は最近、増加傾向にある。大阪府立成人病センター病院長の左近賢人氏は、第8回日本血栓止血学会学術標準化委員会シンポジウム(2月22日、開催地:東京)で、増加要因の一つとして、一般外科領域で薬物的予防が十分普及していないことを指摘した。背景には、外科医が抗凝固薬の出血リスクに危惧を抱いているが、その出血リスクを含めて抗凝固薬を的確に評価するのは臨床試験では難しいという状況があると分析。セカンドベストではあるが「電子カルテのDPCデータを用いて検討する方法の確立が必要だ」と強調した。

一般外科領域のPE、2007年以降は増加傾向の画像

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