消化器内科のみならず、便秘の訴えは日常外来でよく遭遇します。厚生労働省の統計では、約500万人弱が自分は便秘と感じているそうです。若年では女性に多く、60歳を超えると男女共にぐっと増えます。患者が便秘を訴える際の基準も、人によってマチマチ。便の硬さを基準に訴える人もいれば、排便の間隔で「便秘」と言う人もいます。間隔も、3日以上ならまだしも、1日1回排便がないと「便秘」というケースや、反対に7日以上排便がなくても平気な人もいます。とてもポピュラーな症候なのに、定義が曖昧な便秘。日常診療において、患者の訴える「便秘」がどのような基準なのかを確認してから、診察を進めるとスムースに進むことが多いです。

医師にも多い? 過敏性腸症候群(IBS)型便秘の画像

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