僕が医学生だった頃、医師としてしゃっくりを治療する日が来るなんて思っていませんでした。しかし、しゃっくりがしんどくてERを受診される人は意外と大勢いらっしゃいます。しゃっくりは、医学用語では「吃逆」と書きます。吃逆は横隔膜が不随意的に痙攣を起こすことで生じるので、中枢から横隔膜までの神経経路を刺激する病態があれば起こると考えられます。様々な病態が隠れている可能性が示唆されますが、多くの場合は食べ過ぎなどで迷走神経や横隔膜を刺激して発生するわけです。

長引くしゃっくりには要注意の画像

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