先日自宅の風呂で溺水した高齢者が搬送されてきました。結構この時期は風呂での溺水が多いです。2000年のデータでは入浴中の死亡は年間14000人、さらに現在では入浴中急死は病院外心肺停止の10%以上を占めているという状況です。お風呂で死亡する原因は、お湯に何か毒物が入っているとか、入浴の途中に脳卒中や心筋梗塞になったとかそういう理由ではありません。高温浴による体温上昇により、失神してそのまま溺れてしまうのです。42℃のお湯に10分ほど浸かると、体温は1〜2℃上昇するといわれます。日本の高齢者は熱いお湯での長風呂が大好きなので、風呂で溺水するリスクが高いのです。

お風呂で溺水、その後の呼吸状態悪化の原因は?の画像

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