体性痛は、皮膚や粘膜に生じる表在性superficialと、内臓、筋、骨などから発生する深在性deepに分けることができます。また、痛みの局在や広がりを知ることによって、その病変部位を推定することができます。神経に関連した分節性segmentalの痛みは、椎間板ヘルニア、帯状疱疹、脊髄病変で見られます。さらに、狭心症の痛みが、肩から左腕内側の痛みとして感じられることがあり、関連痛referred painといいます。これは、皮膚からの痛覚求心性線維が共通の脊髄分節にある脊髄視床路のニューロンと近接しているためです。

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